子持山 ~獅子岩~
4月5日、群馬県に位置する「子持山」に行きました。
今回もマイカーを利用して早朝に家を出ることにしました。
関越道の渋川伊香保ICで下りた後、下道を約20キロ進んだ先に子持山の駐車場にたどり着きます。
駐車場は五号橋駐車場、六号橋駐車場、七号橋駐車場と3つあり、それぞれ10台前後停めることができます。
登山者が少ないせいか8時頃に到着しましたが、3つの駐車場合わせても数台前後しか停まっていませんでした。
やはり人気がいま一つといった感じですが、子持山は私にとっては隠れ名山だと思っています。
なんといっても途中で出くわす獅子岩(大黒岩)の存在感が大きいです。
そして今回、その獅子岩(大黒岩)に関するアクシデントがありましたがそれは後程説明させていただきます。
下山は「浅間山」を通る周回コースを考えていたため、駐車する駐車場は一番手前にある五号橋駐車場とさせていただきました。
ご覧のように私の車しかありませんが・・・。
これは子持山の案内版ですが、このようにイラストにかいてあるような優しい山では決してありません。
一見、ファミリーでも行けそうに書いてありますが子供は行かない方がいいでしょう。
全体的に距離はそう長くはありませんが、途中からロッククライミング状態で登ることになりますので。
最初は道路に沿って道なりに進んでいきますが。
ここから本格的な登山道に入ります。
まず目に飛び込んでくるのはかつては修験場だったといわれる屏風岩。
下には小さな鳥居もあります。
高さ60mの巨大な一枚岩だそうです。
正面から見ると大きな岩であることが分かります。
これは途中で見た木ですが、どうやって支えているのでしょうか。
木の間を縫うように登っていくと。
下界の町並みがきれいに見えるようになります。
このようにかなり険しい箇所もあります。
そしてこの辺りでストックはしまい込みます。
そしてハイライトでもある獅子岩(大黒岩)に到着。
高さは実に100mもあるということです。
ここから町並みもここからきれいに見えました。
そしてここでうっかり岩の上に登る鉄製の階段を見逃してしまい岩には登らずスルーすることに。
これがあとから悔いが残って、再度ここまで登ることになろうとはこのときまでは思っていませんでした。
これは子持山に向けて少し登ったところですが、ふと先程の獅子岩を見てみるとなんと上まで行けることが判明いたしました。
ですがとりあえず気を取り直して子持山を目指すことにします。
木の陰から子持山が見えてきました。
小さな祠のある「柳木ヶ峰」の分岐を過ぎると。
さらに傾斜がきつくなってきます。
そして9時40分ごろ、子持山の頂上に到着します。
あたりには誰もいませんでしたが。
ここからまわりの山々をきれいに見ることができました。
この雪をかぶった山は浅間山でしょうか。
こちらは谷川岳方面です。
これは武尊山ですか。
昼食にはまだ早いですがお決まりのカップラーメンをここでいただくことにします。
誰もいないためタイマーを使って自撮りさせていただきました。
下山は「浅間山」を経由する周回コースをとります。
この「浅間山」は百名山の「浅間山」とは異なりますのでややこしいところですが・・・。
そして下山の途中、靴の裏がはがれてしまうといったハプニングが。
すぐさまビニールテープを巻いて応急措置をとりますがやはりこのビニールテープ、登山には必需品ですね。
そして下山の途中、向こう側に見える獅子岩を見ると一番上まで登らなかったことに対する悔いが膨らんできました。
少し登り返して浅間山に到着です。
ここにはかわいらしい祠がありました。
これは日光白根山でしょうか。
一旦最初の五号橋駐車場に戻って、ここで再度獅子岩(大黒岩)に行くかどうか検討することとします。
時間はまだ12時過ぎで体力的にもまだ余裕があるとあっては行かないわけにはいかないでしょう。
ロールプレイングゲームでいえば重要アイテムをとり忘れたのと同じ感覚です。
再度、獅子岩に向かうことにしますが幸い、別のコースで行くことができました。
最初は通らなかった電波塔を通るルートを選択します。
それにしても山がきれいです。
獅子岩に到着したのは登り返しすこと約1時間。
やはり岩の陰に梯子がありました。
なぜ最初は気付かなかったったのか悔やまれます。
岩に同化して分からなかったんだと思います。
そしてその梯子を使って一番上まで登ると。
まず目に飛び込んでくるのは何の石碑だかわかりませんがこの立派な石碑。
確かに360度、見渡す限り絶景が広がっていました。
どうしようか最初は迷いましたが結果的に来てよかったと思いました。
やはりここに来ないとこの山に来る意味がないといっても過言ではありません。
そしてこの梯子、降りるときも大変です。
槍ヶ岳頂上からの下山のときを思い出します。
そして、獅子岩の上で思う存分眺望を楽しんだ後はようやく悔いなく下山することができます。
今度いつ来れるか分かりませんからね。
駐車場に再び戻ったのは14時過ぎ。
今日はいくつかハプニングもありましたが充実した山歩きをすることができました。
最後にヤマップで記録した登山履歴と子持山頂上、そして獅子岩の上で撮影した映像を載せて終わりにしたいと思います。
ヤマップで記録した登山履歴(1回目)
ヤマップで記録した登山履歴(2回目)
子持山頂上から撮った映像
獅子岩の上から撮った映像
今日の歩数。
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