棒の嶺
11月10日、地元埼玉の山である棒の嶺に行きました。
ちょうど埼玉と東京の境に位置しますが埼玉側では「棒の嶺」、東京側からでは「棒の折山」と呼ばれるそうです。
登山者としてはややこしくなるのでできれば統一してほしいとは思いますが・・・。
標高にして969mと1000mにも満たない山ですが、ちょっとした沢登りの体験ができ、コースも変化に富んでいるため意外と登りがいがある山だと思います。
早朝にマイカーで出発し、7時半に登り口である「さわらびの湯」に到着します。
ここの温泉には下山後に利用させていただきます。
まずはここから道路を少し上がった先の有馬ダムを目指します。
このダムによって誕生した名栗湖の湖畔沿いに進んでいくと。
ほどなくして棒の嶺の登山口にたどり着きます。
11月末から伐採作業でこの白谷沢が通行止めになるので注意が必要です。
最初はなだらかなコースも。
次第に岩が多くなり険しくなってきます。
それもそのはず、この山の醍醐味はこういった水が流れる沢沿いを登っていくことにあります。
そしてゴルジュと呼ばれる岩の間を通っていきます。
なんといっても苔がいい感じで生い茂っています。
いくつかの鎖場を登っていくと。
大きな岩の「岩茸石」にたどり着きます。
ここは下山の分岐点にもなるところです。
そこから急登をしばらく登るとゴンジリ峠に。
ゴンジリ峠までくれば頂上はすぐそこ。
紅葉している木々を横目に進んでいくと。
頂上です。
視界は残念ながら曇っており何も見えませんでした。
ここで早めの昼食を食べた後、下山は岩茸石まで戻りそこから「滝の平尾根」へと向かいます。
しかしながらこの尾根。
登りとは打って変わって沢ならず、木の根っこの間をひたすら下りていくことになります。
ここまで来るともはや芸術品です。
下山後に目についたのはこの時期珍しい桜の花。
なんでこの時期に。
十月桜と呼ばれるそうですが、なんとも早く咲くものかと思わずにはいられません。
下山後はお決まりの温泉で汗を流して帰ります。
ここがさわらびの湯。
今日も一日いい汗かかせていただきました。
最後にYAMAPで記録した登山履歴を載せて終わりにしたいと思います。
今日の歩数
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