福島の紅葉
10月26日から27日にかけて妻と福島まで紅葉を見に行きました。
おそらく五色沼あたりが紅葉の真っ盛りではないかということでまずは桧原湖近くにある五色沼に行くことにしました。
まずは磐梯国立公園の五色沼の一つである「毘沙門沼」を散策します。
ですが皆さん口にすることは同じで、思ったほどではないなという声があちらこちらで聞こえてきます。
そうです。今年は夏が暑かったせいか例年ほどの色が出ていないそうです。
ですがここから磐梯山の山並みがはっきり見えました。
沼には錦鯉も泳いでいます。
向かって右側は磐梯山、左側が櫛が峰となります。
ある程度散策した後は近くのペンションに泊まります。
そのペンションでたまたま出会った年配の御夫婦と意気投合しましたが、そのご夫婦は自転車に乗るためにここに来たとのことでした。
しかもいろいろな大会に出て優勝までしているとのこと。
なんと仕事も建築がらみの共通点もあり、お互いfacebookの友達申請まで取り合うことに。
たまたま夕食のテーブルが隣ということでしたがこういう出会いも面白いですね。
また、そのご夫婦のお勧めでこの近くにある「魔女の瞳」に是非とも行った方がよいといわれ次の日はそこに行くことにしました。
まあ、今回は特に予定も立ててはいなかったためそれはそれで面白いかもしれないと思ったのも事実でしたが・・・。
しかしながら「魔女の瞳」と呼ばれる湖は吾妻連峰の山の一つである「一切経山」を登らねばならないとのこと。
特に登山の準備をしていなかったためどうしようか迷ったものの天気が良いということで急遽その山に登ることにしました。
登り口は磐梯吾妻スカイラインの途中にある「浄土平レストハウス」からとなります。
ここには大型駐車場が完備されており、多くの登山者や観光客でにぎわっていました。
まずは目の前に見えるこの「一切経山」を登りますが、ところどころ噴煙が確認でき、活火山であることが分かります。
こういった注意喚起の看板もありましたが危険でありながら通行禁止になっていないのが不思議です。
これは隣にある「吾妻小富士」ですがここはあとで行かせていただきます。
途中、「酸ヶ平」の分岐を右に曲がると登りが急こう配になってきます。
さらに進んで吾妻小富士の火口がはっきり見えるようになるころには。
登ること約1時間半でひらけた「一切経山」の頂上にたどり着きました。
標高1949mです。
さて、ここからさらに奥へ進むと。
出ました。これが魔女の瞳です。
コバルトブルーの湖面がなんとも妖艶な感じがしました。
ここで記念に写真を撮ることにします。
見ての通り、全然登山のかっこうではありませんが・・・。
下山はピストンで来た道をそのまま下り一旦、浄土平の駐車場まで戻ります。
そして最後の締めとして「吾妻小富士」に向かいます。ここは一般観光者でも登れます。
また、「吾妻小富士」は富士山のような大きな火口が頂上にあって約1時間でその周りを1周することができます。
まさに富士山の小型版といってもいいでしょう。
これは「吾妻小富士」の上から見た一切経山です。
火口の様子。
そのダイナミックな眺望に自然の畏怖さえも感じました。
まさに絶景ですね。
下山してビジターセンターに立ち寄ると、吾妻連峰の模型が展示されていました。
これはわかりやすいですね。
そしてこれは一切経山のコース案内となります。
最後にやはりここに来た以上、きれいな紅葉を見たいということで紅葉の名所である不動沢橋(つばくろ谷)に立ち寄ります。
ここでは思のほか、真っ盛りの紅葉を見ることができました。
吊り橋とのコラボも最高です。
そしてそのつり橋からの眺め。
まさに今が旬です。
確かにこれを見ないとせっかく福島に来たかいがないというもの。
偶然見つけた絶景ポイントですが、最後にこれを見られてよかったです。
最後にアイフォンで撮影した映像を載せて終わりにさせていただきます。
一切経山 頂上にて
魔女の瞳
吾妻小富士にて
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