徳沢での初キャンプ
9月15~16日の連休を利用して妻と上高地にある「徳沢キャンプ場」で初キャンプにチャレンジしてきました。
往復のバスはいつもの通り毎日アルペン号で予約はしていたものの、天気があまりよくないとのことでしたので最初は「涸沢」までといった計画を中止し、「徳沢」までとしました。
結果的にはやはり雨の時間が多く、初心者には優しいといわれる「徳沢」まででよかったと思います。
14日(土曜日)の夜、新宿を出発して上高地バスターミナルに着いたのは翌日の6時頃。
やはりテント泊だと持ち物も多くなってきます。
これは二人分の荷物となります。
ここから「徳沢」までコースタイムで2時間とのことなのでゆっくり歩くことにします。
また、ここ最近の土砂崩れで「小梨平」から「明神」までの左岸歩道は通行止めとなっていました。
ですが、平行に通っている右岸歩道は支障なく歩けるのでこれで問題になることはありません。
まずは河童橋ですがやはり天候はいまひとつか。
ですが上高地ならではの風景を見ながらのんびりと進んでいきます。
特に水がきれいでカモが泳いでいる姿も確認出来ました。
河童橋から1時間余りでまずは明神橋です。
明神館で一息、休憩をとります。
ここから徳沢方面へと進みますが、やはり登山道の補修工事が行われており迂回ルートをとる箇所が多くありました。
途中、枯れた川沿いを進んでいきます。
高山植物を横目に進んでいくと。
徳沢ロッヂに到着です。
ここでは日帰りでお風呂が入れるということで後で立ち寄らせていただきます。
徳沢園にてキャンプの受付を済ましてから、さっそくキャンプの設営を行いました。
これは完成形ですが初めてにしては上出来です。
テント設営後は時間があるためここから1時間ほどの「横尾」まで散策を兼ねて歩くことに。
また、歩いている途中で雨が降り出してきましたので傘をさして歩くことに。
そして歩くこと1時間余りで横尾大橋に到着。
そして「横尾」では本降りの雨となってきたため、ここで昼食を食べてからは再び徳沢キャンプ場まで戻ることにします。
「横尾」は槍ヶ岳、奥穂高、蝶ヶ岳と主要な山の中継地点でもありますが、これから登山に向かう人はこの雨の中大変なことでしょう。
ちなみに「涸沢」までは「横尾」から3時間かかることになります。
今回はあくまでキャンプが目的ですので一旦、徳沢キャンプ場まで戻ります。
徳沢に戻ってからは徳沢名物でもあるソフトクリームをいただきました。
実に濃厚な味でおいしかったです。
今日の徳沢でのテントは全部で50張位でしょうか。
天気も悪いながらも意外と多くのキャンパーが来ていました。
水場も近くにあり、キャンプ初心者にとってはうれしい限りです。
また、ここには何も持ってきていない人でもテントで泊まれる手ぶらキャンプ用の常設テントもあります。
また最近、明神橋付近で熊が目撃されたという看板がありますので注意が必要です。
まずは先ほどの徳沢ロッヂにて汗を流すことにしました。
また、晴れたタイミングで食事を作りますが、意外とおいしくいただくことができました。
食事を終えた後は雨も強まってきたためテントの中で夜を過ごすことになります。
ですが気温も寒くもなく、思いのほか快適な夜を過ごすことができました。
ただし、絶えず雨のたたきつける音が間近で聞こえてくるため不思議な感覚もありましたが。
テントで一晩過ごした後は、朝食とコーヒーをいただき、ぼちぼち撤収作業に取り掛かります。
そして時間もたっぷりあるのでゆっくりスタート地点である河童橋に向けて戻ることとします。
途中、眺めの良い明神橋でしばし休憩をとります。
時間もあるので写真を撮影しながらゆっくり戻ることにします。
途中で出くわしたサルたち。
人間が近づいても平気で毛づくろいを続けていました。
これぞ上高地と呼ぶにふさわしい景色が広がっています。
これは木の根っこでしょうか。
立ち枯れの木がいい感じです。
途中、岳沢の分岐を過ぎると。
河童橋まではもう少しです。
河童橋ではちょうどお昼のため、食事をとることに。
記念に写真を撮ってもらいます。
そしてここではあい変わらず大勢の一般客がいます。
これは帰りのバスですが上高地バスターミナルから新宿駅までほぼノンストップとなります。
実際に15時に出発した後、新宿駅に着いたのは21時半くらいでしたが3連休の最終日とあっては上出来でしょう。
そして今日の履歴です。(あまり高低差はありませんでしたが・・・)
こうして無事、初キャンプの旅を終えることができました。(今回は登山はしませんでしたが・・・)
また、なんといっても一緒についてきてくれた妻がキャンプが楽しいといってくれたのが一番の収穫のような気がします。
また近いうちにキャンプに出掛ける日もそう遠いことではないかもしれません。
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