八丁尾根からの両神山
4月6日、気温も春らしい暖かさとなったため、前から行きたかった「八丁峠」から両神山に登ることとしました。
両神山はいままでにも何回か行っている山ですが、鎖場が多いことで知られる「八丁尾根」経由ではまだ行ったことがありません。
ただし、八丁峠から両神山までの間、実に30もの鎖場が連続して続くため、一般登山者はなかなか踏み込めない領域でもありました。
同じ山でもアクセスが違うだけで全く別物となります。
そして今回は自分の力試しを含めて満を持していくことにしました。
朝早くマイカーで家を出発して、関越道の花園ICで下りて下道を60キロほど進みます。
しかしながら、登り口である「上落合橋」までは道路がふさがれており行けなくなっていました。
後からネットを見てわかったのですが、「上落合橋」へのルートは南側からしかアクセスができないみたいです。
私のように北側から向かうと志賀坂峠から八丁トンネルまでの道が通行止めとなっており通行することができなくなっています。
しかも迂回ルートすらありません。
まあ、こういうことは山ではよくあることですが・・・。
しょうがないので、この辺りの登山道の入り口を探してそこから両神山を目指すことにします。
どうやら志賀坂峠付近に「諏訪山登山口」というのがあってそこから少し距離はありますが八丁峠にアクセス可能とのこと。
しかしながら「諏訪山登山口」からだと、予定になかった諏訪山を経由しなければならず、体力的、時間的にも多少の不安はありました。
選択の余地はないのでまずは「諏訪山登山口」に車を停めて、ここから登ることにします。
時刻にして7時頃でしたので幸い時間は十分あります。
停まっている車は私の車を含めて2台のみ。
登山道はこのように雪はありません。
まずは諏訪山を目指しますがここは行ったことがない山でしたのでそれはそれでわくわくします。
こういった落ち葉の道を通っていきます。
登ること1時間あまりでまずは諏訪山に登頂。
そこには小さな祠が祀られていました。
誰もいないため記念に自撮りの写真を撮らせていただきます。
諏訪山からは一旦、反対方向に下山して道路を進んだ先にある八丁峠の登り口を目指します。
しかしながら直前まで来て道路が崩落しており通れない状況に。
さすがにここで引返すことは到底できないため、強引に進んでいきます。
そして八丁峠登山口に9時に到着。
登り始めてゆうに2時間かかったことになります。
実は、登山道自体あまり整備されておらず途中、道を探しながら進んでいたため予定よりも大幅に時間をロスしてしまっていました。
帰りのことを考えるとおちおち休んではいられません。
注意書きの看板も。
ここからはまずは八丁峠を目指しますが、最初から鎖の手荒いお出迎えが。
トラバースもあり慎重に進んでいきます。
八丁峠の登り口からは約1時間で八丁峠に到着しました。
そして、ここからが鎖場地獄の始まりとなりますので気を引き締めます。
距離にして「八丁峠」から「両神山」までは2.7キロとなっていましたが、距離以上の時間と労力がかかりました。
嫌というほどの鎖場の連続に途中、心が折れそうになることも。
横移動というものはあまりなく、登るか下るかの2者択一的なコースが続く感じです。
難易度こそそれほど高くないにしろ、やはり数が半端ないですね。
正直、前に登った「釼岳」を超える気がしました。
途中、鉄塔跡を通過し。
このような鎖場がこれでもかと続きます。
途中見られた両神山の全貌ですが、このギザギザの上を通っていくことになります。
がけの横から生えている木を横目に登っていくと。
まずは「行蔵峠」に到着。
ここからしばらく行ったところに「西岳」
大きな岩の下を通過し。
垂直どころか、オーバーハングしている鎖場を登っていくと。
「東岳」に到着。
さらに進んで最後の鎖を登ると。
ようやく「両神山」に到着です。
ほとんどの登山者は一般コースである「日向大谷口」からのようです。
多くの登山者がいるので記念に写真を撮ってもらいます。
両神山は百名山でもありますが、日本観光地百選にも選ばれているようです。
そして下山ですが、駐車場まで戻るとなると来た道をそのまま戻るしかありません。
となると、ここまで通ってきた鎖場をまた通らなければなりません。
最後は鎖場を見るだけでもうんざりしてしまいました。
途中見かけた木の模様が神秘的でした。
そして最後に諏訪山を登り返すときには結構足にきました。
体力的には限界に近かったと思います。
諏訪山から駐車場までは行きと違ったコースで下りていきます。
途中、多くのザゼンソウが芽を出していました。
こけの群生を横目に見ながら降りていき、
駐車場に戻ったのは午後の4時半ころ。
今日一日で9時間半歩いたことになります。
明日は家族で「奥多摩むかしみち」を散策することになっていましたが到底無理。
歩数的には意外と3万歩を切っていましたが、それ以上の疲労度がありました。
もしかすると縦移動に関してはGPSが感知できないためカウントされていないのかもしれませんが。
ただし、やはりそれだけ達成感は半端なかったです。
そして今度、両神山に来るときは日向大谷口からの一般コースとさせていただきます。
最後に、このブログを見ている人に申し添えるとしたら、両神山(八丁峠)までのアクセスは特に諏訪山にこだわりがある人を除いては、やはり「上落合橋」からのアクセスがいいと思います。(ネット動画を見る限り、ここから攻めるのが一般的みたいです)
私のように行き当たりばったりでは無駄なコース取りとなるため止めた方がいいでしょう。
最後にYAMAPで記録した登山履歴とGOPROで編集した動画を載せて終わりにしたいと思います。
https://youtube.com/shorts/tZAB75os0f0
今日の歩数
GOPROで編集した動画
https://youtu.be/DZ7CdpFRE5Q
八丁峠、キレット通過時
https://youtu.be/uXo-j6tp9Nw
両神山はいままでにも何回か行っている山ですが、鎖場が多いことで知られる「八丁尾根」経由ではまだ行ったことがありません。
ただし、八丁峠から両神山までの間、実に30もの鎖場が連続して続くため、一般登山者はなかなか踏み込めない領域でもありました。
同じ山でもアクセスが違うだけで全く別物となります。
そして今回は自分の力試しを含めて満を持していくことにしました。
朝早くマイカーで家を出発して、関越道の花園ICで下りて下道を60キロほど進みます。
しかしながら、登り口である「上落合橋」までは道路がふさがれており行けなくなっていました。
後からネットを見てわかったのですが、「上落合橋」へのルートは南側からしかアクセスができないみたいです。
私のように北側から向かうと志賀坂峠から八丁トンネルまでの道が通行止めとなっており通行することができなくなっています。
しかも迂回ルートすらありません。
まあ、こういうことは山ではよくあることですが・・・。
しょうがないので、この辺りの登山道の入り口を探してそこから両神山を目指すことにします。
どうやら志賀坂峠付近に「諏訪山登山口」というのがあってそこから少し距離はありますが八丁峠にアクセス可能とのこと。
しかしながら「諏訪山登山口」からだと、予定になかった諏訪山を経由しなければならず、体力的、時間的にも多少の不安はありました。
選択の余地はないのでまずは「諏訪山登山口」に車を停めて、ここから登ることにします。
時刻にして7時頃でしたので幸い時間は十分あります。
停まっている車は私の車を含めて2台のみ。
登山道はこのように雪はありません。
まずは諏訪山を目指しますがここは行ったことがない山でしたのでそれはそれでわくわくします。
こういった落ち葉の道を通っていきます。
登ること1時間あまりでまずは諏訪山に登頂。
そこには小さな祠が祀られていました。
誰もいないため記念に自撮りの写真を撮らせていただきます。
諏訪山からは一旦、反対方向に下山して道路を進んだ先にある八丁峠の登り口を目指します。
しかしながら直前まで来て道路が崩落しており通れない状況に。
さすがにここで引返すことは到底できないため、強引に進んでいきます。
そして八丁峠登山口に9時に到着。
登り始めてゆうに2時間かかったことになります。
実は、登山道自体あまり整備されておらず途中、道を探しながら進んでいたため予定よりも大幅に時間をロスしてしまっていました。
帰りのことを考えるとおちおち休んではいられません。
注意書きの看板も。
ここからはまずは八丁峠を目指しますが、最初から鎖の手荒いお出迎えが。
トラバースもあり慎重に進んでいきます。
八丁峠の登り口からは約1時間で八丁峠に到着しました。
そして、ここからが鎖場地獄の始まりとなりますので気を引き締めます。
距離にして「八丁峠」から「両神山」までは2.7キロとなっていましたが、距離以上の時間と労力がかかりました。
嫌というほどの鎖場の連続に途中、心が折れそうになることも。
横移動というものはあまりなく、登るか下るかの2者択一的なコースが続く感じです。
難易度こそそれほど高くないにしろ、やはり数が半端ないですね。
正直、前に登った「釼岳」を超える気がしました。
途中、鉄塔跡を通過し。
このような鎖場がこれでもかと続きます。
途中見られた両神山の全貌ですが、このギザギザの上を通っていくことになります。
がけの横から生えている木を横目に登っていくと。
まずは「行蔵峠」に到着。
ここからしばらく行ったところに「西岳」
大きな岩の下を通過し。
垂直どころか、オーバーハングしている鎖場を登っていくと。
「東岳」に到着。
さらに進んで最後の鎖を登ると。
ようやく「両神山」に到着です。
ほとんどの登山者は一般コースである「日向大谷口」からのようです。
多くの登山者がいるので記念に写真を撮ってもらいます。
両神山は百名山でもありますが、日本観光地百選にも選ばれているようです。
そして下山ですが、駐車場まで戻るとなると来た道をそのまま戻るしかありません。
となると、ここまで通ってきた鎖場をまた通らなければなりません。
最後は鎖場を見るだけでもうんざりしてしまいました。
途中見かけた木の模様が神秘的でした。
そして最後に諏訪山を登り返すときには結構足にきました。
体力的には限界に近かったと思います。
諏訪山から駐車場までは行きと違ったコースで下りていきます。
途中、多くのザゼンソウが芽を出していました。
こけの群生を横目に見ながら降りていき、
駐車場に戻ったのは午後の4時半ころ。
今日一日で9時間半歩いたことになります。
明日は家族で「奥多摩むかしみち」を散策することになっていましたが到底無理。
歩数的には意外と3万歩を切っていましたが、それ以上の疲労度がありました。
もしかすると縦移動に関してはGPSが感知できないためカウントされていないのかもしれませんが。
ただし、やはりそれだけ達成感は半端なかったです。
そして今度、両神山に来るときは日向大谷口からの一般コースとさせていただきます。
最後に、このブログを見ている人に申し添えるとしたら、両神山(八丁峠)までのアクセスは特に諏訪山にこだわりがある人を除いては、やはり「上落合橋」からのアクセスがいいと思います。(ネット動画を見る限り、ここから攻めるのが一般的みたいです)
私のように行き当たりばったりでは無駄なコース取りとなるため止めた方がいいでしょう。
最後にYAMAPで記録した登山履歴とGOPROで編集した動画を載せて終わりにしたいと思います。
https://youtube.com/shorts/tZAB75os0f0
今日の歩数
GOPROで編集した動画
https://youtu.be/DZ7CdpFRE5Q
八丁峠、キレット通過時
https://youtu.be/uXo-j6tp9Nw
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