剱岳
9月2日~3日にかけて立山に行きました。
といっても今回はまだ行ったことのない剱岳がメインとなります。
なるべく移動のストレスをおさえるため、今回は新宿から室堂まで直接運行する毎日アルペン号というバスを利用することとしました。
なんといっても立山は富山県ですからここからかなり距離があります。
これに乗りました。
新宿都庁前の駐車場に前の晩23:00に出発して室堂に到着するのは翌日の8時頃。
そして、その日は釼沢小屋に1泊して次の日の12:30に室堂出発というタイムスケジュールです。
問題は本命である釼岳を1日目に登るか2日目に登るかということ。
剱岳直下にある剣山荘から剱岳までコースタームで3時間半ということですが早い人で約2時間ということ。
私も足には自信があるので登りに剣山荘から頂上まで2時間かかるとして、下山まで入れると往復4時間かかることになります。
(こういう険しい山は下山でも時間短縮にはならないため)
また、余裕をもってプラス1時間として剣山荘から往復5時間。そうすると初日に釼岳を登るためには少なくとも午前中には剣山荘までついていなくてはなりません。
最近、剱岳で遭難して亡くなった方がいましたが、一番の理由は登頂時間が午後になり遅くなったためだと聞いています。
一応、私でも舐めてかかると大変なことになるとの認識はあったため、常にこういったタイムスケジュールを管理しながら登ることにしました。
しかしながら一番いいのは初日に釼岳に登ったあと、2日目はゆっくり立山を縦走できればと考えていました。
幸い、バスは予定通り8時を少し過ぎたあたりで室堂に到着します。
久しぶりの立山とあって、テンション上がりましたが、まずは午前中に剣山荘にたどり着くことを第一優先とし、寄り道など一切せずにひたすら剣山荘を目指します。
途中、みくりが池を通過し。
地獄谷を横目で見ながら。
血の池を通過し、まずは別山乗越を目指します。
今日は観光客気分は捨てることにします。
ですがこの別山乗越、地味に単調な登りが続いており意外と大変でした。
天候には恵まれ、景色は申し分ありません。
剱岳も見えてきましたが、やはり迫力ありますね。
別山乗越からは一旦下りに転じます。
そして、剣山荘に着きました。
実際に、室堂から別山乗越までは2時間弱、そこから剣山荘まで1時間かかりました。
結果として剣山荘に着いたのは11時少し前でしたので登頂する時間としてはなんとか間に合ったようです。
(仮に剣山荘に着くのが12時を回ったとしたらその日のアタックはあきらめることにしていました)
剣山荘でヘルメット等の準備をし、登頂することにしますがやはりこの時間からの登頂者は少ない感じです。
(正直、降りてくる人しかいませんでした)
これはリンドウですか。
そして最初の鎖場。
2番目の鎖。
難所が来るたびに看板でお知らせしてくれるようです。
まるで大人のアスレチックのような感覚でもありましたが次第に難易度が高まっているようで後半ではそう言ってられない状況に・・・。
上から見下ろした剣山荘。
まずは一服剱に到達します。
看板の文字が読めませんが良く見ると一服剱と書いてあるようです。
そして、次に目指すは目の前の前剱です。
それにしてもいい眺めです。
鎖場は続き。
前剱、到着。
ですがまだ頂上は遠くて険しい感じです。
鎖場も難易度が上がっていきます。
そしてラスボスとでもいいましょうか、出ました、かにのたてばい。
ほとんど垂直の鎖を30mも一気に登っていくこととなります。
これはなかなかのものです。
下をみるとこんな感じ。
ですが、ここを過ぎると頂上まではもう少しです。
頂上に着きました。前剱からは1時間くらいです。
時計を見ると13時くらいでしたから予想通り剣山荘から2時間少しかかりました。
まだ頂上に何人か人が残っていましたので写真を撮ってもらいました。
景色は申し分ありません。
遠くに槍ヶ岳も確認できました。
頂上で昼ご飯を食べながら休憩をとった後は今度は下りです。
ほとんど、登りとは人がかち合わないように違うコースとなっていました。
そして下りの最初で最大の難関であるかにのよこばい。
正直足のかける場所が見えにくく、最初の1歩踏み出すのが大変でした。
次に、梯子を通過し。
こんな場所にもかわいらしい花が咲いています。
また、下山といいながらなぜかコースが上に向かっている場所もあります。
再び、一服剱まで戻った時は少しほっとしました。
あとは下まで降りるだけです。
そして剣山荘まで下りてきました。
ここから宿泊する釼沢小屋までは約30分。
剱沢小屋に着いたのは16時頃。
山小屋には珍しく、シャワーがあるということなのでまずはシャワーで汗を流します。
そして、剱岳を見ながらビールで乾杯。至福のひととき。
ここをたった今登ってきたかと思うと達成感半端なかったです。
夕食は御褒美なのか贅沢にもエビフライ。
そして外でシャッターチャンスをうかがいながらまた飲みなおします。
夕暮れもきれいです。
ここで一晩、過ごした後は次の日、雄山を含めた立山を縦走することにしますが、その話はこの後のブログで紹介させていただきたいと思います。
アイフォンで撮影した頂上からの眺望
https://youtu.be/duQpLhotcNY
GOPROで編集した動画(ダイジェスト版)
https://youtu.be/YqxUbzLQVkE
GOPROで撮影した動画(編集無し)
①
https://youtu.be/d-NcURKFgGw
②
https://youtu.be/iU_RwE9RlLo
③
https://youtu.be/X3aYPpJQlNI
④
https://youtu.be/wzj_szysfuM
⑤
https://youtu.be/eQELZ7VNjf8
⑥
https://youtu.be/1DCPvsvXM1g
⑦
https://youtu.be/ZbnYItmA8d0
⑧
https://youtu.be/acxvptlxclU
⑨
https://youtu.be/9-YTvgnfkvI
⑩
https://youtu.be/EEwEhu8Z5_0
⑪
https://youtu.be/yDyT46Qzb74
⑫ かにのたてばい
https://youtu.be/Qq9OarZcoKo
最後にYAMAPで記録した登山履歴を載せて終わりにしたいと思います。(室堂バスターミナルから剱岳小屋まで)
といっても今回はまだ行ったことのない剱岳がメインとなります。
なるべく移動のストレスをおさえるため、今回は新宿から室堂まで直接運行する毎日アルペン号というバスを利用することとしました。
なんといっても立山は富山県ですからここからかなり距離があります。
これに乗りました。
新宿都庁前の駐車場に前の晩23:00に出発して室堂に到着するのは翌日の8時頃。
そして、その日は釼沢小屋に1泊して次の日の12:30に室堂出発というタイムスケジュールです。
問題は本命である釼岳を1日目に登るか2日目に登るかということ。
剱岳直下にある剣山荘から剱岳までコースタームで3時間半ということですが早い人で約2時間ということ。
私も足には自信があるので登りに剣山荘から頂上まで2時間かかるとして、下山まで入れると往復4時間かかることになります。
(こういう険しい山は下山でも時間短縮にはならないため)
また、余裕をもってプラス1時間として剣山荘から往復5時間。そうすると初日に釼岳を登るためには少なくとも午前中には剣山荘までついていなくてはなりません。
最近、剱岳で遭難して亡くなった方がいましたが、一番の理由は登頂時間が午後になり遅くなったためだと聞いています。
一応、私でも舐めてかかると大変なことになるとの認識はあったため、常にこういったタイムスケジュールを管理しながら登ることにしました。
しかしながら一番いいのは初日に釼岳に登ったあと、2日目はゆっくり立山を縦走できればと考えていました。
幸い、バスは予定通り8時を少し過ぎたあたりで室堂に到着します。
久しぶりの立山とあって、テンション上がりましたが、まずは午前中に剣山荘にたどり着くことを第一優先とし、寄り道など一切せずにひたすら剣山荘を目指します。
途中、みくりが池を通過し。
地獄谷を横目で見ながら。
血の池を通過し、まずは別山乗越を目指します。
今日は観光客気分は捨てることにします。
ですがこの別山乗越、地味に単調な登りが続いており意外と大変でした。
天候には恵まれ、景色は申し分ありません。
剱岳も見えてきましたが、やはり迫力ありますね。
別山乗越からは一旦下りに転じます。
そして、剣山荘に着きました。
実際に、室堂から別山乗越までは2時間弱、そこから剣山荘まで1時間かかりました。
結果として剣山荘に着いたのは11時少し前でしたので登頂する時間としてはなんとか間に合ったようです。
(仮に剣山荘に着くのが12時を回ったとしたらその日のアタックはあきらめることにしていました)
剣山荘でヘルメット等の準備をし、登頂することにしますがやはりこの時間からの登頂者は少ない感じです。
(正直、降りてくる人しかいませんでした)
これはリンドウですか。
そして最初の鎖場。
2番目の鎖。
難所が来るたびに看板でお知らせしてくれるようです。
まるで大人のアスレチックのような感覚でもありましたが次第に難易度が高まっているようで後半ではそう言ってられない状況に・・・。
上から見下ろした剣山荘。
まずは一服剱に到達します。
看板の文字が読めませんが良く見ると一服剱と書いてあるようです。
そして、次に目指すは目の前の前剱です。
それにしてもいい眺めです。
鎖場は続き。
前剱、到着。
ですがまだ頂上は遠くて険しい感じです。
鎖場も難易度が上がっていきます。
そしてラスボスとでもいいましょうか、出ました、かにのたてばい。
ほとんど垂直の鎖を30mも一気に登っていくこととなります。
これはなかなかのものです。
下をみるとこんな感じ。
ですが、ここを過ぎると頂上まではもう少しです。
頂上に着きました。前剱からは1時間くらいです。
時計を見ると13時くらいでしたから予想通り剣山荘から2時間少しかかりました。
まだ頂上に何人か人が残っていましたので写真を撮ってもらいました。
景色は申し分ありません。
遠くに槍ヶ岳も確認できました。
頂上で昼ご飯を食べながら休憩をとった後は今度は下りです。
ほとんど、登りとは人がかち合わないように違うコースとなっていました。
そして下りの最初で最大の難関であるかにのよこばい。
正直足のかける場所が見えにくく、最初の1歩踏み出すのが大変でした。
次に、梯子を通過し。
こんな場所にもかわいらしい花が咲いています。
また、下山といいながらなぜかコースが上に向かっている場所もあります。
再び、一服剱まで戻った時は少しほっとしました。
あとは下まで降りるだけです。
そして剣山荘まで下りてきました。
ここから宿泊する釼沢小屋までは約30分。
剱沢小屋に着いたのは16時頃。
山小屋には珍しく、シャワーがあるということなのでまずはシャワーで汗を流します。
そして、剱岳を見ながらビールで乾杯。至福のひととき。
ここをたった今登ってきたかと思うと達成感半端なかったです。
夕食は御褒美なのか贅沢にもエビフライ。
そして外でシャッターチャンスをうかがいながらまた飲みなおします。
夕暮れもきれいです。
ここで一晩、過ごした後は次の日、雄山を含めた立山を縦走することにしますが、その話はこの後のブログで紹介させていただきたいと思います。
アイフォンで撮影した頂上からの眺望
https://youtu.be/duQpLhotcNY
GOPROで編集した動画(ダイジェスト版)
https://youtu.be/YqxUbzLQVkE
GOPROで撮影した動画(編集無し)
①
https://youtu.be/d-NcURKFgGw
②
https://youtu.be/iU_RwE9RlLo
③
https://youtu.be/X3aYPpJQlNI
④
https://youtu.be/wzj_szysfuM
⑤
https://youtu.be/eQELZ7VNjf8
⑥
https://youtu.be/1DCPvsvXM1g
⑦
https://youtu.be/ZbnYItmA8d0
⑧
https://youtu.be/acxvptlxclU
⑨
https://youtu.be/9-YTvgnfkvI
⑩
https://youtu.be/EEwEhu8Z5_0
⑪
https://youtu.be/yDyT46Qzb74
⑫ かにのたてばい
https://youtu.be/Qq9OarZcoKo
最後にYAMAPで記録した登山履歴を載せて終わりにしたいと思います。(室堂バスターミナルから剱岳小屋まで)
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