甲斐駒ヶ岳
9月25日の連休の最終日に念願の百名山の一つである甲斐駒ヶ岳に行きました。
この日を選んだのは実は連休中はずっと台風が来ており、この日しか晴れた日がなかったからです。
日帰りでも行けますが、日程的に余裕を持ちたかったので前の日の24日に北沢峠にある「こもれび山荘」に泊まることにしました。
まずはマイカーで中央道の伊那ICから仙流荘の駐車場まで行きます。
仙流荘から北沢峠まではマイカー規制で行くことができないためここから南アルプス市営バスに乗り換えます。
そして、バスで約1時間ほど山を上りつめた先の北沢峠に向かいます。ここで標高2000mはあります。
ここで帰りのバスの時刻表を確認。
案内図。
バスを降りたすぐ横にこれから泊まろうとする「こもれび山荘」がありました。
実は前に日帰りで仙丈ケ岳に登ったことがあるのですが、一度はここで泊まってみたいと思っていました。
北沢峠は甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳のちょうど中間に位置しており、ここに泊まれば贅沢にもこの二つを登ることができます。
これが周辺にある標識です。
ですが今回は天気予報によれば24日は天気が良くないということで甲斐駒ヶ岳一つだけに絞った計画としました。
ふたを開けてみれば24日も比較的晴れていましたので登ろうと思えば二座いけたかもしれませんでした。
前置きはこの位としてまずはこもれび山荘でここまでの移動の疲れをとることにします。
夕食は5時からとなっていますが、食事の後は特にすることもないので6時には就寝します。
普通の感覚だと早すぎる就寝ですが、山小屋ではどこでも泊まるのが主目的なのでこれが当たり前なのです。
夕食もいたってシンプル、だけどおいしかったです。
帰りのバスの最終が16:00となっていますので次の日は朝一番に登ることとします。
下山が16:00を超えてしまうとどうやっても帰ることが出来なくなるからです。
朝4時に朝食を食べ、朝5時には山小屋を出発します。外はまだ暗いためヘッドランプを頼りに山道を探します。
行きは迂回する仙水峠を通るルートをとりますが、このルートの方が甲斐駒の勇姿を堪能することができます。
最初はなだらかなコースも次第に勾配がきつくなってきます。
橋を渡ったり。
最初に表れた鎖場。
岩が多いところもあります。
休業中の仙水小屋を通り過ぎ、仙水峠にたどり着くと甲斐駒ヶ岳の勇姿に写真を撮らずにはいられませんでした。
仙水小屋。
仙水峠からの甲斐駒ヶ岳の様子。
雲海もきれいに見えました。
鳳凰山山。
ここから駒津峰までは約1時間半。
駒津峰は直登ルートである双子山コースの合流地点ともなっており、視界も申し分ありませんでした。
仙丈ケ岳や北岳、鳳凰山山に富士山まで豪華な山々がそろって一望できます。
仙丈ケ岳。
北岳も。
富士山も。
北アルプス方面。
そしてなんといってもこれから向かわんとする甲斐駒ヶ岳の頂上もはっきりと確認できます。
しかしながらここから頂上まではまだ2時間半ほどかかります。
八合目の標識がありますがここから辛くなってきます。
途中、大きな岩、六方石を通過した後、上級者向けの直登ルートと巻き道ルートにわかれますが迷わず巻き道コースを選びます。
六方石。
巻き道コースはここから一旦下って登ることになりますが、巻き道といえどここから頂上までは滑りやすいザレ場が続くため
気を抜くことなどできません。むしろここが甲斐駒ヶ岳の真骨頂ともいえるのではないでしょうか。
次第に甲斐駒の勇姿が大きくなってきます。
北岳もはっきり見えるようになります。
気が付くとまわりの岩や砂は白くなっており、下から見た白さを目の当たりにしていました。
もうすぐ頂上です。
下を見るとこんな感じです。
後ろを振り返ると。
しかしながらゆっくり登っていくとほどなくして頂上にたどり着きます。
頂上にはなぜかわらじを祀ってある祠がありました。
そしてなんといっても360度にわたって名峰を数多く見渡すことができ、また天気も良いというのも合わさって何とも表現しようのない光景でした。
向こうの方には立山連邦、槍ヶ岳をはじめとした北アルプス連邦が、手前には八ヶ岳、鳳凰三山や富士山、真横には北岳や仙丈ケ岳といったオールスターが勢ぞろいといった感じでしょうか。
隣に位置する摩利支天。
頂上に着いたのは10時くらいなので昼食はまだとらずにある程度満喫した後はそのまま来た道を降りることとします。
そして分岐の駒津峰からは周回コースをとるため双子山コースで下山することにしました。
ですがこのコース、双子山への登り返しがあるため決して楽なコースではありませんでした。
双子山からは苔むした森林の中をひたすらジグザクに降りていく事になります。
北沢峠にたどり着いたのは午後2時半ごろ。
運よく臨時のバスがでていましたのでそのまま仙流荘の駐車場までバスで移動。
帰りの高速は連休の最終日とあってかかなり渋滞していました。
それでもなんとかその日のうちに帰宅。
念願の甲斐駒ケ岳を最高な天気の中、登ることができたのはいい経験になりました。
最後に途中の駒津峰からの眺望と、頂上からの眺望を動画としてアップして終わりたいと思います。
駒津峰から。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41137519
頂上から。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41137533
この日を選んだのは実は連休中はずっと台風が来ており、この日しか晴れた日がなかったからです。
日帰りでも行けますが、日程的に余裕を持ちたかったので前の日の24日に北沢峠にある「こもれび山荘」に泊まることにしました。
まずはマイカーで中央道の伊那ICから仙流荘の駐車場まで行きます。
仙流荘から北沢峠まではマイカー規制で行くことができないためここから南アルプス市営バスに乗り換えます。
そして、バスで約1時間ほど山を上りつめた先の北沢峠に向かいます。ここで標高2000mはあります。
ここで帰りのバスの時刻表を確認。
案内図。
バスを降りたすぐ横にこれから泊まろうとする「こもれび山荘」がありました。
実は前に日帰りで仙丈ケ岳に登ったことがあるのですが、一度はここで泊まってみたいと思っていました。
北沢峠は甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳のちょうど中間に位置しており、ここに泊まれば贅沢にもこの二つを登ることができます。
これが周辺にある標識です。
ですが今回は天気予報によれば24日は天気が良くないということで甲斐駒ヶ岳一つだけに絞った計画としました。
ふたを開けてみれば24日も比較的晴れていましたので登ろうと思えば二座いけたかもしれませんでした。
前置きはこの位としてまずはこもれび山荘でここまでの移動の疲れをとることにします。
夕食は5時からとなっていますが、食事の後は特にすることもないので6時には就寝します。
普通の感覚だと早すぎる就寝ですが、山小屋ではどこでも泊まるのが主目的なのでこれが当たり前なのです。
夕食もいたってシンプル、だけどおいしかったです。
帰りのバスの最終が16:00となっていますので次の日は朝一番に登ることとします。
下山が16:00を超えてしまうとどうやっても帰ることが出来なくなるからです。
朝4時に朝食を食べ、朝5時には山小屋を出発します。外はまだ暗いためヘッドランプを頼りに山道を探します。
行きは迂回する仙水峠を通るルートをとりますが、このルートの方が甲斐駒の勇姿を堪能することができます。
最初はなだらかなコースも次第に勾配がきつくなってきます。
橋を渡ったり。
最初に表れた鎖場。
岩が多いところもあります。
休業中の仙水小屋を通り過ぎ、仙水峠にたどり着くと甲斐駒ヶ岳の勇姿に写真を撮らずにはいられませんでした。
仙水小屋。
仙水峠からの甲斐駒ヶ岳の様子。
雲海もきれいに見えました。
鳳凰山山。
ここから駒津峰までは約1時間半。
駒津峰は直登ルートである双子山コースの合流地点ともなっており、視界も申し分ありませんでした。
仙丈ケ岳や北岳、鳳凰山山に富士山まで豪華な山々がそろって一望できます。
仙丈ケ岳。
北岳も。
富士山も。
北アルプス方面。
そしてなんといってもこれから向かわんとする甲斐駒ヶ岳の頂上もはっきりと確認できます。
しかしながらここから頂上まではまだ2時間半ほどかかります。
八合目の標識がありますがここから辛くなってきます。
途中、大きな岩、六方石を通過した後、上級者向けの直登ルートと巻き道ルートにわかれますが迷わず巻き道コースを選びます。
六方石。
巻き道コースはここから一旦下って登ることになりますが、巻き道といえどここから頂上までは滑りやすいザレ場が続くため
気を抜くことなどできません。むしろここが甲斐駒ヶ岳の真骨頂ともいえるのではないでしょうか。
次第に甲斐駒の勇姿が大きくなってきます。
北岳もはっきり見えるようになります。
気が付くとまわりの岩や砂は白くなっており、下から見た白さを目の当たりにしていました。
もうすぐ頂上です。
下を見るとこんな感じです。
後ろを振り返ると。
しかしながらゆっくり登っていくとほどなくして頂上にたどり着きます。
頂上にはなぜかわらじを祀ってある祠がありました。
そしてなんといっても360度にわたって名峰を数多く見渡すことができ、また天気も良いというのも合わさって何とも表現しようのない光景でした。
向こうの方には立山連邦、槍ヶ岳をはじめとした北アルプス連邦が、手前には八ヶ岳、鳳凰三山や富士山、真横には北岳や仙丈ケ岳といったオールスターが勢ぞろいといった感じでしょうか。
隣に位置する摩利支天。
頂上に着いたのは10時くらいなので昼食はまだとらずにある程度満喫した後はそのまま来た道を降りることとします。
そして分岐の駒津峰からは周回コースをとるため双子山コースで下山することにしました。
ですがこのコース、双子山への登り返しがあるため決して楽なコースではありませんでした。
双子山からは苔むした森林の中をひたすらジグザクに降りていく事になります。
北沢峠にたどり着いたのは午後2時半ごろ。
運よく臨時のバスがでていましたのでそのまま仙流荘の駐車場までバスで移動。
帰りの高速は連休の最終日とあってかかなり渋滞していました。
それでもなんとかその日のうちに帰宅。
念願の甲斐駒ケ岳を最高な天気の中、登ることができたのはいい経験になりました。
最後に途中の駒津峰からの眺望と、頂上からの眺望を動画としてアップして終わりたいと思います。
駒津峰から。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41137519
頂上から。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41137533
この記事へのコメント