槍ヶ岳(その2)
その1からの続きとなります。
まずは言っておきますが、槍の穂先は初心者でも気をつければ登ることができますので恐れを抱く必要はありません。
ただし、わたしのような高所恐怖症の人だと下はあまり見ない方が良いでしょう。
よく、最後の梯子が不安だという人がいるようですが、梯子はしっかりとボルトで固定されており鎖場のように足場を探す必要がない分、一番安心できる場所といってもいいでしょう。
もちろん、地震で崩れるといったことはまず考えられません。
実は、前の日に落石があって遭難者が出たということが言われていましたが、ここ一般ルートではなく上級者ルートである北鎌尾根ということなので問題はありません。
ヘリコプターが飛んでいたのもやはり遭難者の救助と捜索だったと聞いています。
多分、新聞やニュースなどでこの時期、槍や穂高は危ないと思っている人が大勢いると思いますが、一般のルートは比較的安全だということがいえます。
そして醍醐味である槍の穂先まで向かいますが、ご丁寧にも登りの矢印と下りの矢印が数多く岩に書き込んであるので道に迷うことはまずありません。
ここからはわずか0.2キロとあります。
また、手でつかみたい箇所や足をかけたい場所には必ずなにかしらのきっかけが施されており、慎重に登りさえすればだれでも登ることができるようになっています。
まるで大人のジャングルジムといった表現があっているような気がしました。
途中、槍ヶ岳山荘が見えます。
やはり手ごわいか。
下を見るとこんな感じです。
梯子と鎖の連続です。
だんだん高度が増していき。
いよいよ最後の頂上につながる二段梯子。
最後の二段の垂直に伸びる梯子を上ると頂上に着きますが頂上は約8畳程度の広さしかなく、小さなかわいらしい祠が一つ、たたずんでいました。
ここからは槍ヶ岳山荘も一望できます。
頂上では30分もの間、贅沢な時間を過ごさせていただきました。
風も無風で静かです。
あまりここに居続けてもいつ地震が来るかわからないのである程度満喫した後は下ることにしますが、下りの方が登りよりも若干難易度が高めになっているため慎重に降りていく必要があります。
「槍ヶ岳山荘」に戻った後は、外で槍を見ながらビールを飲むという至福な時間を味わわせていただきました。
(500mmで800円というのはやや高いかもしれませんが)
途中、まだ余震が起こったりもして小さな石が崩れ落ちるといったことも目の当たりにしましたが一般の登山道については問題なかったようです。
ただし頂上にいる人は多少青ざめていたかもしれませんが・・・。
ここからは頂上にいる人も肉眼ではっきり見えます。
夕食を食べた後は、疲れているのと何もすることがないということですぐに寝ることにしますが、やはり余震は頻度は少なくなっているとはいえ続いていました。
朝5時頃、外に出てみるときれいな朝焼けが見られました。
早朝に登っている人も大勢みられます。
山頂にも10人以上たっているのが確認できますが皆さんご来光が目当てのようです。
地上では密を避けるといったことが良く言われますが、ここではディスタンスはとれませんからね。
密をさけるあまり滑落でもしようものならしゃれにもなりませんから。
御来光の様子。
富士山。
だんだん明るくなって。
記念に写真を撮ってもらいます。
充分写真を撮影した後は下山ということになりますが登りの辛さが嘘のように何の労力もなくすたすた下山することができました。
後ろをふりかえれば雄々しい槍の姿が。
やはりかっこいいですね。
これで見納めとなります。
帰りは行きと同じコースをたどりますが上高地バスターミナルまでは休憩込みで約9時間。
道中、野生のサルにも会いましたが人間が近づいても逃げようともしませんでした。
また途中、明神池に立ち寄り明神岳をバックに写真撮影を行いました。
最後はスタート地点の河童橋までもどりますが、ここは観光客でごった返していました。
バスにもタイミングよく乗ることができ、途中温泉に立ち寄ってから帰ることとします。いろいろありましたが一生、忘れることのない登山となりました。
これに懲りず、来年もこの自然豊かな上高地に遊びにきたいと思います。
最後に槍ヶ岳山荘からの御来光の動画をアップさせていただきます。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm39375425
https://www.nicovideo.jp/watch/sm39375437
まずは言っておきますが、槍の穂先は初心者でも気をつければ登ることができますので恐れを抱く必要はありません。
ただし、わたしのような高所恐怖症の人だと下はあまり見ない方が良いでしょう。
よく、最後の梯子が不安だという人がいるようですが、梯子はしっかりとボルトで固定されており鎖場のように足場を探す必要がない分、一番安心できる場所といってもいいでしょう。
もちろん、地震で崩れるといったことはまず考えられません。
実は、前の日に落石があって遭難者が出たということが言われていましたが、ここ一般ルートではなく上級者ルートである北鎌尾根ということなので問題はありません。
ヘリコプターが飛んでいたのもやはり遭難者の救助と捜索だったと聞いています。
多分、新聞やニュースなどでこの時期、槍や穂高は危ないと思っている人が大勢いると思いますが、一般のルートは比較的安全だということがいえます。
そして醍醐味である槍の穂先まで向かいますが、ご丁寧にも登りの矢印と下りの矢印が数多く岩に書き込んであるので道に迷うことはまずありません。
ここからはわずか0.2キロとあります。
また、手でつかみたい箇所や足をかけたい場所には必ずなにかしらのきっかけが施されており、慎重に登りさえすればだれでも登ることができるようになっています。
まるで大人のジャングルジムといった表現があっているような気がしました。
途中、槍ヶ岳山荘が見えます。
やはり手ごわいか。
下を見るとこんな感じです。
梯子と鎖の連続です。
だんだん高度が増していき。
いよいよ最後の頂上につながる二段梯子。
最後の二段の垂直に伸びる梯子を上ると頂上に着きますが頂上は約8畳程度の広さしかなく、小さなかわいらしい祠が一つ、たたずんでいました。
ここからは槍ヶ岳山荘も一望できます。
頂上では30分もの間、贅沢な時間を過ごさせていただきました。
風も無風で静かです。
あまりここに居続けてもいつ地震が来るかわからないのである程度満喫した後は下ることにしますが、下りの方が登りよりも若干難易度が高めになっているため慎重に降りていく必要があります。
「槍ヶ岳山荘」に戻った後は、外で槍を見ながらビールを飲むという至福な時間を味わわせていただきました。
(500mmで800円というのはやや高いかもしれませんが)
途中、まだ余震が起こったりもして小さな石が崩れ落ちるといったことも目の当たりにしましたが一般の登山道については問題なかったようです。
ただし頂上にいる人は多少青ざめていたかもしれませんが・・・。
ここからは頂上にいる人も肉眼ではっきり見えます。
夕食を食べた後は、疲れているのと何もすることがないということですぐに寝ることにしますが、やはり余震は頻度は少なくなっているとはいえ続いていました。
朝5時頃、外に出てみるときれいな朝焼けが見られました。
早朝に登っている人も大勢みられます。
山頂にも10人以上たっているのが確認できますが皆さんご来光が目当てのようです。
地上では密を避けるといったことが良く言われますが、ここではディスタンスはとれませんからね。
密をさけるあまり滑落でもしようものならしゃれにもなりませんから。
御来光の様子。
富士山。
だんだん明るくなって。
記念に写真を撮ってもらいます。
充分写真を撮影した後は下山ということになりますが登りの辛さが嘘のように何の労力もなくすたすた下山することができました。
後ろをふりかえれば雄々しい槍の姿が。
やはりかっこいいですね。
これで見納めとなります。
帰りは行きと同じコースをたどりますが上高地バスターミナルまでは休憩込みで約9時間。
道中、野生のサルにも会いましたが人間が近づいても逃げようともしませんでした。
また途中、明神池に立ち寄り明神岳をバックに写真撮影を行いました。
最後はスタート地点の河童橋までもどりますが、ここは観光客でごった返していました。
バスにもタイミングよく乗ることができ、途中温泉に立ち寄ってから帰ることとします。いろいろありましたが一生、忘れることのない登山となりました。
これに懲りず、来年もこの自然豊かな上高地に遊びにきたいと思います。
最後に槍ヶ岳山荘からの御来光の動画をアップさせていただきます。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm39375425
https://www.nicovideo.jp/watch/sm39375437
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