棒の嶺

2月2日の日曜日、棒の嶺に行きました。


去年の今頃もこの山に行きましたがその時はまだ雪がありました。


今回は暖冬の影響か雪は頂上付近に少し残っている程度でしたが、去年の台風の影響なのか登山道が荒れている箇所も多く見られ、特に岩の間を通るゴルジュ付近では危険度が増している感じがしました。


この水の流れる白谷沢を通るルートが棒の嶺登山の醍醐味ではあるのですが、今は少し難易度が上がっているようなので少なくとも帰りのルートは違うコースがいいでしょう。


よって今回も帰りのルートは岩茸石から道を分け、河又バス停までの直通コースをたどることにします。


いつもの通り「さわらびの湯」までマイカーで行った後、そこを起点として登ることとしました。


やはり下山後にすぐに温泉に入ることができるのは大きなメリットでもあります。


他の山と違って、駐車場を探さなくてもいいのも行きやすい理由の一つです。


圏央道の青梅ICで降りてから約20キロで目的地であるさわらびの湯までたどり着きます。


そこから一旦車道をたどり、有馬ダムに向かいます。


途中、がけ崩れの影響で道の半分が土砂で埋まってる箇所もありました。


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有馬ダムから見た棒の嶺。


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有馬ダムをしばらく周回した後ほどなくして、棒の嶺の登山口が現れますのでそこで登山届を出して登ります。


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頂上まではほとんど真っすぐな道が続きますが、途中、ゴルジュといった両側から岩が張り出している箇所を通過したり、ちょっとした鎖場があったりと気が抜けないコースとなっています。


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このたよりない木を頼りに通っていかねばならないのはさすがにつらいです。


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まだまだ続きます。


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まるで探検をしているよう。


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ゴルジュの先には急な階段も。


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去年は途中アイゼンを余儀なく使用することになりましたが、さすがに今年はそれほど雪があるわけではないので頂上までアイゼン無しで登れました。


実際、雪は頂上付近に少しあったくらいです。


途中、崩落している道も。


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これは去年から変わっていませんが迂回ルートを余儀なく通ります。


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岩茸石まで来るとほっとします。


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登り始めて約2時間半ほどで頂上に着きました。


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頂上では約25名ほどの登山客がいましたがやはりこの時期、ほとんどの人がカップラーメンを作っていました。


寒い時期、やはりこれが一番体が温まります。


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天候にも恵まれ、しばらく眺望を楽しんだ後は一旦、岩茸石まで戻りそこから道を分けて河又ルートで帰ることにします。


行きは谷を通るルート、帰りは尾根を通るルートとなります。


最後、民家のすぐ横を通って登山道を抜けるとさわらびの湯が見えてきます。


例によって温泉で汗を流してから帰りますが、帰りの渋滞は全くなく明るいうちに家路に着くことができました。


しかしながら、まだまだ寒い日が続くので本格的な登山はこれからです。

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