最近とった検定試験

今回は山とは一切関係のないブログになってしまいますが、ここで最近とった資格について御報告させていただきます。

報告といっても全く私事の些細な自慢になってしまいますが・・・。

実は最近(今年に入ってから)3つの資格を取りました。

資格といっても今の仕事や実務には全く関係のない趣味的なものですが、少しでも教養を身につけたい私にとってはこの3つは大きい意味があり、今後さらなる資格を取るべき大きな励みにもなるのではないかと思うわけです。

といっても本来ならばもっと若い時期にとるべき資格であって、いまさらとったところで何にもならないことは百も承知なのですが、山と一緒で一つの自己満足の一貫でもあるところです。

あえてここでは申し上げませんが、仕事で必要な資格は実はもうほとんどとってしまっているので、ここはひとつ趣味的な資格でもとろうかとと思ったのも事実です。

ではこれから最近とった資格について御説明させていただきます。



まずは「英検準2級」

高2の次女が受験勉強の一貫で英検準2級の試験を受けるということなので、わたしも一緒に受けてみようと思ったのがきっかけです。

実際、準2級あるいは2級を持っていると大学受験に有利に働くそうです。

ただし、私が英語の勉強から離れること30年、文法や単語のほとんどを忘れてしまっているのいまとなっては準2級といえどもハードルはかなり高かったです。

筆記試験以外に簡単な英作文、ヒアリング、そして英語での面接など一から勉強しなければならないわけですから。

過去問やCDを使ったヒアリングの練習等、普段の仕事とは全く関係のない勉強をしなくてはいけません。

勉強を重ねるうちに自分は学校を出てからいかに英語から遠ざかっていたかを実感させられました。

ですが、オリンピック開催と同時に多くの外国人が日本に集まってくるかと思うと少しは勉強しておかないとと

思うわけです。

また、海外に旅行に行った時に英語で会話してみたいという願望もあります。

最初は苦痛でしたが徐々に記憶を呼び戻し、練習を積み重ねた結果、無事一発合格をさせていただきました。

ただし、これはひとつの通過点であると考えていますのでこれからも英語の勉強は続けたいと思っています。



そして次に目指したのは「数検2級」。

数検というと英検、漢検ほど知名度はないかもしれませんが、やはりこの資格も取っていると受験や就職に有利とされています。

問題形式はどの級も一次試験と2次試験に分かれており、一次試験は主に計算問題、二次試験は証明問題といった応用問題が出されます。

そしてこの応用問題が意外と難しく、これができるかどうかが合格のポイントとなります。

数学は好きな科目の一つでもありましたからこれについては苦も無く予定通り粛々と過去問をこなし、なんとか一発合格。

また、2次試験は選択可能なので、できる問題だけをとればいいのですが、難易度は高く一つもわからないといったこともあります。

やはり2次試験を解くためには参考書を使って過去の記憶を呼び戻すと同時に新たな計算手法を身につけなくてはなりません。

ちなみに行列で出てくる有名な定理、ケーリーハミルトンの定理なんかも社会人になってから見直すなんてことはまずありえませんから。

また、仕事である程度数学を利用しているからといって、二乗して負になる数である虚数が出てくることはまずありません。

実際、試験当日2次試験で他の選択問題が解けず、やむを得ずとった確率の問題が思いのほか全滅で点数的にはぎりぎりだったと思います。



そして最後にとった資格は「漢検2級」。

最近クイズ番組などでよく漢字の問題が出されていますが、たいていは漢検からの問題となっているようです。

漢検の勉強をしていて思ったのは実際読める感じは多いのですが、実際書くとなると出てこない漢字の多いこと多いこと。

例えば石鹸(せっけん)などという感じもその一つといってもいいでしょう。(ワープロだと簡単に出てきますが)

また、漢字の読み書き以外にも漢字の部首を答えさせる問題もありかなりてこずります。

そして漢検の試験の最も難しいところは問題のほぼ80%が正解でないと受からないということ。

最初に受けた英検については問題の約60%の正解率で合格し、数検についても一次試験で約70%、2次試験で約60%くらいですのでいかに漢検の採点規準が厳しいかわかると思います。

ですが、ふたをあけるとなんと9割以上の正答率で一発合格。

これらの試験について、3つとも約半年ほどの勉強期間でとったわけですが、久しぶりに受験以外で本気で参考書等に向き合った気がします。

(仕事と登山の合間ですが)

来年はそれぞれもう一つ上の級を目指すか、あるいはもっと面白い資格があればとっていきたいと考えています。

あくまで仕事に差し支えない範囲で、なおかつあくまで趣味の範囲内でということですがまだまだ知識欲旺盛であり続けたいと思っています。

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さて、来年はさらにどういった資格証明書を並べましょうか。(決して資格マニアではございませんが)

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建築構造設計を行っています。

趣味は山登りです。

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