入笠山

5月5日、入笠山(にゅうかさやま)に行きました。

先日に続いての登山となりますが、まだ腰の調子が万全ではないのでゴンドラを利用できる

比較的優しい山を選択することとしました。今回は妻も一緒です。

といっても頂上は標高1955mもあって、ここから一度に百名山が22座も見えるといわれています。

また、頂上付近に湿原が広がっており、四季折々の花が見られることでも有名だそうです。

最近ではスキー客のみならず、マウンテンバイクでも注目されており、登山者のみならずマウンテンバイクの利用者も多数見受けられました。

確かに上からマウンテンバイクで一気に下まで駆け降りるのは爽快このうえないことでしょう。

まずは帰りの渋滞覚悟の上、マイカーを利用して中央道の諏訪南で降ります。

諏訪南から富士見パノラマリゾートまで行くのですが、カーナビで案内してもらうと全く違う地点まで誘導されてしまうので注意が必要となります。(現地では看板をメインに行った方が良いです)

実際、カーナビを信用して進んでいくと、山の入りくんだ狭い道に誘導されてしまい一旦Uターンすることに。

それでも富士見パノラマリゾートまではICから10分足らずなのでアクセスについては申し分ありません。

富士見パノラマリゾートに着いてまずはゴンドラのチケットを購入しますが、冬場はスキーのゴンドラを兼ねています。

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そして、ゴンドラに乗る人たちの半数は登山者ですが、もう半数はマウンテンバイク利用者となっていました。

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マウンテンバイクは近くでレンタルもしており、ゴンドラの中に直接入れられるとあってこういったレジャーもあるんだと改めて感心した次第です。

また、ゴンドラはロープウェイと違って待ち時間がほとんどないのがいいところです。

ゴンドラからは八ヶ岳がよく見られます。

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ゴンドラに乗ること約10分で標高1772mの山頂駅にたどり着きますが、ここからでも八ヶ岳がきれいに一望できます。

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案内標識をみるとここから頂上までは1時間ほどでしょうか。

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ここから一旦入笠湿原まで下りますが、この時期に咲いているはずのすずらんが全く見られず、ある意味残念な結果に。

替わりに見られたのはカタクリと水芭蕉が少し。少し時期が早すぎたか・・・。

カタクリは一見コマクサに似ていますが、これも高山植物としては貴重なものとなります。

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ですが期待していたすずらんは皆無。

パンフレットの写真との違いに落胆を感じずにはいられませんでした。

ここからは頂上に向けて登りに転じますが、途中鹿よけの柵を何度も横切ります。

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そして頂上。

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多くの登山者でにぎわっていましたが、晴れた上に360度の大展望が広がっており文句の言いようがありませんでした。

八ヶ岳連邦や北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山が一度に見られました。

八ヶ岳連邦。

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北アルプス。

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甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳。

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これだけ山のオールスターが一度に見られる山もそうないかもしれません。

入笠山、知名度こそはそれほどでもないにしろ一度は来るべき山でしょう。

ここで昼食をとったとは下山しますが、途中の展望台で八ヶ岳を堪能しました。

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山桜も見ごろです。

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お目当てだった花の方は今一つでしたが、山頂からの眺望で全てを打ち消してくれた感がありました。

帰りの高速の渋滞はお約束とはいえ、帰りの時間が通常よりも2時間半余計にかかってしまいました。

しかしながら、すずらんが見ごろになった頃にまた来てみたいと思いました。

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