日光白根山

7月8日、単独で「日光白根山」に行きました。

この山は100名山の一つであり、関東以北の最高峰といわれる山ですが、以外にも今回初めての登山となりますので期待が膨らみます。

またこの夏、家族で行く予定もあるので、その下調べもかねて行くこととしました。

今回初めて登る山ということなので、一般的なコース(ロープウェイを利用)をとることとし、

まずはロープウェイの乗り場である「丸沼高原スキー場」を目指します。

着いてから気が付いたのですが、冬場は当然スキー客でにぎわっているのですが

このオフシーズンでもサマースキーを楽しんでいる方が大勢いたのには驚きました。

雪は全くないのですが、普通にスキーやスノーボードで滑っているのを見ると

なんだか違和感を感じてしまいます。

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「日光白根山」は東北自動車道と関越自動車道のほぼ中間地点に位置するので

とりあえず行きは「東北道」で、帰りは「関越道」で帰ることとします。

結果的には「関越道」からのアクセスの方がスムーズでした。

「東北道」の「清滝IC」で降りて下道を1時間ほど進んだ先にこの「丸沼高原」にたどり着きます。

駐車場は広いので余裕で停められました。

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トイレや更衣室も完備しています。

まずはロープウェイのチケットの購入ですが、ちょうど乗り場付近に大浴場があり、この入浴料とセットで買えば安いとのこと。

まよわずロープウェイ往復と入浴がセットになった「得々セット(2300円)」を購入。

ロープウェイはすいていたので一人一台独占できました。

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ロープウェイといってもゴンドラといった方がいいかもしれませんが。

ロープウェイからの眺め

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乗車すること約15分でロックガーデンの広がる山頂駅に着きますが、そこには「コマクサ」がきれいに植えられており、眺望の良い場所には「天空の足湯」もありました。

ロックガーデンの様子

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目の前にはこれから登ろうとする白根山がはっきり見えます。

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無料で楽しめる「天空の足場」

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これが高山植物の女王と呼ばれる「コマクサ」

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まずは近くの「二荒山神社」にお参りをしてから登山開始となりますが、最初に動物除けの扉を通ります。

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このゲートをくぐるかどうかが一般観光客と登山客の違いなのかもしれません。

これが案内図。

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ここに書いてあるロープウェイを使わずに登る「菅原登山口」から登るのも面白いかもしれません。

最初は緩やかな散策道が続きますが、「七色平分岐」を経てからは徐々に斜面がきつくなってきます。

最初はこのように余裕の散策コース。

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途中、「コイワカガミ」の群生も見られました。

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後ろを振り返ると谷川岳連峰が見えます。

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はじめは見晴らしのきかない森林地帯を登っていきますが、森林限界を超えると一気に視界が広がり、

頂上も目の当たりにすることができました。

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頂上までの道のりは登山者が数珠繋ぎのようにつながっているのがわかります。

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この光景、富士山でもみたような。

また、足場もがれ場となり浮石も多くなってきますので登りにくくなってきます。

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ただし、そこからの眺望はさすが2000m以上の山ということもあって申し分ありませんでした。

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このように森林限界を超えると高い木は一本もありません。

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立ち枯れの木もいい雰囲気を出しています。

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そして数多くの高山植物も。

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頂上付近はさらに岩場が多くなり、なかなか移動するのが難しくなってきます。

最後の険しい岩場を登ると。

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頂上です。

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山頂駅からは約2時間半かかったことになります。

視界は360度、遮るものはありません。

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頂上は狭いので写真を撮るのも一苦労です。

ですが、すばらしい眺望です。

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また、頂上からはいくつか下山コースがあるのですが、標識が一切なく、わかりにくくなっています。

本当は「前白根山」に通ずる「五色沼方面」にへ行きたかったのですが、「弥陀ヶ池」の方へ下ってしまうことに。

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まあ、最初ですのでこれもまたいい経験かなとは思いますが・・・。

しかしながらこのコース、一気に高度を下げてい行くので下りとはいえ慎重を要します。

小さな子供連れのパーティーではやはり頂上からのピストン下山が無難でしょう。

遠くの方に小さく、登り始めの「ロックガーデン」が見えます。

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急な坂を慎重に下っていきます。

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下に見えるは「弥陀ケ池」。

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「弥陀ヶ池」まで下ってしまうとあとは最初の分岐点である「七色平分岐」までは比較的平坦な道のりとなります。

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帰りのロープウェイも乗るとき同様、待ち時間無しでスムーズに乗車。

そして念願の大浴場は、最近できたせいか清潔感に満ちていました。

また、帰りは関越道の「沼田IC」から帰りますが、渋滞はほとんどありませんでした。

夏休みには家族を連れて再度来てみたいと思います。

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