北岳(その1)
8月11日から13日にかけて、念願の「北岳」に行ってきました。
「北岳」は日本で2番目に高い山だということで一度は踏んでみたい山のひとつでした。
体力的に日帰りでは難しい行程のため、今回は山小屋を利用します。
11日の夜、マイカーで出発したあと、中央高速の「甲府昭和IC」でおり、国道を進んで「芦安駐車場」に一端車を停めます。
朝の4時ごろ着きましたが、第1から第8まである駐車場の一番最後の第8駐車場に案内されました。
これより遅いと路駐になってしまします。
駐車場にはボルタリングの壁が。
交通規制のためここからはタクシーかバスに乗り換え、1時間かけて登山口である「広河原」に向かうことになります。
今回は同行者が3人ということで乗り合いタクシーで向かいますが、うまくそれほど待たずに乗車することができました。
「広河原」に着いたのは8時前。
目の前に見える、これから登らんとする北岳の雄姿にこころ踊らされます。
案内図
広河原山荘
まずはこの吊橋を渡ったが最後終始、急登の連続となります。
登りは「大樺沢」添いを歩きますが、ところどころに残っている雪渓がなんとも南アルプスらしい感じがします。
まずは2時間半かけて、「大樺沢二俣」の分岐点までたどり着きますがここにはバイオトイレが設置されており、
北岳の頂上直下に広がる北岳バットレス(大岩壁)が一望でき、迫力があります。
ここを登るクライマーもいるとのことですが考えただけでも恐ろしい。
「大樺沢二俣」からは「右俣コース」と「八本歯のコル」を目指すコースに分かれますが、登りは今回泊まる山小屋である「肩の小屋」に向かう「右俣コース」をとることとします。
どちらのコースをとってもここからは急登の連続なのですが、「右俣コース」の方が梯子が少ない分登りやすく、
また多くの高山植物が楽しめるコースとなっています。
高山植物の数々。
また、途中「仙丈ケ岳」や「甲斐駒ケ岳」も見ることができ、晴れていることもあって眺望は良かったです。
仙丈ケ岳。
甲斐駒ケ岳。
「大樺沢二俣」から2時間半でようやく「小太郎尾根分岐」にたどり着き、ここから「肩の小屋」までま尾根伝いに歩きます。
正直、ここまで登り一辺倒なので相当体力を消耗することになります。
テントが見えるともうすぐです。
「肩の小屋」に着いたのは3時頃でしたが正直、頂上に向かう体力、気力は残っておらず、やむなく小屋にチェックインします。
小屋から頂上までは50分といったところでしょうか。
小屋はやはりこの時期、宿泊者は多く、狭い空間で寝ることを余儀なくされます。
スペース的には隣が密着する位のイモ洗い状態でしたが、これも雨風を防ぐためだと割り切って考える他ありません。
いやだったら重いテント持参でここまで来るかのどちらかですから。
毎回、込んでいる小屋に泊まるたびにもう少し改善できていたらなあと思うのですが、建っている場所が場所だけにしょうがないのでしょう。
むしろ、小屋番をしている人たちにはこの状況の中、食事や寝具の手配、さらにトイレの管理まで行っており頭が下がる思いです。
また、同じ目的を持った人たちが山小屋に集まってくるので、知らない人でもすぐに意気投合できてしまいます。
食事の前、小屋の外でビールで乾杯しますが、同じ目的通しなので知らない人でもすぐに仲良くなれるのも山の魅力です。
意外と遠くから(大阪や京都など)来ている方たちも多く、山の話題で盛り上がります。
大体はここまでどうやってきたか、あるいはこれからどういうルートをたどるのかといった話題が中心ですが。
さて、次の日皆さん朝早くから小屋の外でスタンバっているなあ、と思っているとそう、ここからご来光がきれいに見えるとのこと。
わたしも急いでカメラをもってきて日が昇るのをいまかいまかと待ち続けますが、こらがまあじれったいこと。
明るくなってもなかなか顔を出してくれません。
富士山を撮りながら時間をつぶしていると・・・。
もう少し。
やったー。
なんだか生まれる前の赤ん坊を待っている気分。
しかしながら、待った分だけ感動はひとしおです。
このあと、朝食を小屋で食べてすぐに北岳の頂上へ向かいます。
天気も良さそうなのでかなり期待はできそうです。
頂上の様子は次のブログ(その2)にて紹介させていただきますが、まずはアイフォンで撮った御来光の様子をアップしますのでお楽しみください。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm29443802
「北岳」は日本で2番目に高い山だということで一度は踏んでみたい山のひとつでした。
体力的に日帰りでは難しい行程のため、今回は山小屋を利用します。
11日の夜、マイカーで出発したあと、中央高速の「甲府昭和IC」でおり、国道を進んで「芦安駐車場」に一端車を停めます。
朝の4時ごろ着きましたが、第1から第8まである駐車場の一番最後の第8駐車場に案内されました。
これより遅いと路駐になってしまします。
駐車場にはボルタリングの壁が。
交通規制のためここからはタクシーかバスに乗り換え、1時間かけて登山口である「広河原」に向かうことになります。
今回は同行者が3人ということで乗り合いタクシーで向かいますが、うまくそれほど待たずに乗車することができました。
「広河原」に着いたのは8時前。
目の前に見える、これから登らんとする北岳の雄姿にこころ踊らされます。
案内図
広河原山荘
まずはこの吊橋を渡ったが最後終始、急登の連続となります。
登りは「大樺沢」添いを歩きますが、ところどころに残っている雪渓がなんとも南アルプスらしい感じがします。
まずは2時間半かけて、「大樺沢二俣」の分岐点までたどり着きますがここにはバイオトイレが設置されており、
北岳の頂上直下に広がる北岳バットレス(大岩壁)が一望でき、迫力があります。
ここを登るクライマーもいるとのことですが考えただけでも恐ろしい。
「大樺沢二俣」からは「右俣コース」と「八本歯のコル」を目指すコースに分かれますが、登りは今回泊まる山小屋である「肩の小屋」に向かう「右俣コース」をとることとします。
どちらのコースをとってもここからは急登の連続なのですが、「右俣コース」の方が梯子が少ない分登りやすく、
また多くの高山植物が楽しめるコースとなっています。
高山植物の数々。
また、途中「仙丈ケ岳」や「甲斐駒ケ岳」も見ることができ、晴れていることもあって眺望は良かったです。
仙丈ケ岳。
甲斐駒ケ岳。
「大樺沢二俣」から2時間半でようやく「小太郎尾根分岐」にたどり着き、ここから「肩の小屋」までま尾根伝いに歩きます。
正直、ここまで登り一辺倒なので相当体力を消耗することになります。
テントが見えるともうすぐです。
「肩の小屋」に着いたのは3時頃でしたが正直、頂上に向かう体力、気力は残っておらず、やむなく小屋にチェックインします。
小屋から頂上までは50分といったところでしょうか。
小屋はやはりこの時期、宿泊者は多く、狭い空間で寝ることを余儀なくされます。
スペース的には隣が密着する位のイモ洗い状態でしたが、これも雨風を防ぐためだと割り切って考える他ありません。
いやだったら重いテント持参でここまで来るかのどちらかですから。
毎回、込んでいる小屋に泊まるたびにもう少し改善できていたらなあと思うのですが、建っている場所が場所だけにしょうがないのでしょう。
むしろ、小屋番をしている人たちにはこの状況の中、食事や寝具の手配、さらにトイレの管理まで行っており頭が下がる思いです。
また、同じ目的を持った人たちが山小屋に集まってくるので、知らない人でもすぐに意気投合できてしまいます。
食事の前、小屋の外でビールで乾杯しますが、同じ目的通しなので知らない人でもすぐに仲良くなれるのも山の魅力です。
意外と遠くから(大阪や京都など)来ている方たちも多く、山の話題で盛り上がります。
大体はここまでどうやってきたか、あるいはこれからどういうルートをたどるのかといった話題が中心ですが。
さて、次の日皆さん朝早くから小屋の外でスタンバっているなあ、と思っているとそう、ここからご来光がきれいに見えるとのこと。
わたしも急いでカメラをもってきて日が昇るのをいまかいまかと待ち続けますが、こらがまあじれったいこと。
明るくなってもなかなか顔を出してくれません。
富士山を撮りながら時間をつぶしていると・・・。
もう少し。
やったー。
なんだか生まれる前の赤ん坊を待っている気分。
しかしながら、待った分だけ感動はひとしおです。
このあと、朝食を小屋で食べてすぐに北岳の頂上へ向かいます。
天気も良さそうなのでかなり期待はできそうです。
頂上の様子は次のブログ(その2)にて紹介させていただきますが、まずはアイフォンで撮った御来光の様子をアップしますのでお楽しみください。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm29443802
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