苗場山
7月24日、苗場山に行きました。
苗場山はスキーでも有名なのですが、100名山の一つとされ、谷川岳の西側に位置する標高2145mの山となります。
苗場山の特徴はその雄大な雄姿もさることながら、なんといっても頂上にある広大な湿原です。
行ってみて思ったのですが、まるで尾瀬を歩いているかのような感覚でした。
これがなんと地上から2000m以上の頂上付近に広がっているのですから不思議です。
前の晩12時にマイカーで家を出発したあと、関越道の赤城高原SAで2時間ばかり仮眠をとってから湯沢ICで降り、かぐらみつまたスキー場の「第2リフト駐車場」まで下道を走ります。
ほとんどの登山者はここから苗場山を目指すようです。
駐車場に着いたのは朝の7時頃でしたが、この時点で駐車場の90%がすでにうまっています。
それもそのはず、苗場山は比較的長丁場の歩きを強いられるため、日帰りで行くためにはこの時間から登らないとその日中に戻ってこれないのです。
これが案内図となります。
準備をして登り始めたのは7時半ころ。
まずは「和田小屋」目指して40分かけて道路上を歩きます。
向こうに見えるのはこれから登らんとするリフトのある斜面ですが、まだ苗場山はここからは見えません。
これが和田小屋ですが現在改装中か。
「和田小屋」のすぐ脇にある草原に設置された木道を進んだ後はすぐに樹林帯に入り、ひたすら上を目指すことになります。
「和田小屋」から歩くこと1時間で「下の芝」にたどりつきますがこの苗場山、最初からかなりヘビーで急な登りを強いられます。
「下の芝」からは1時間ほどで「中の芝」、また、そこから約30分程で「上の芝」にたどり着きますが、
それぞれ大きなベンチがあり、一時の休憩をすることができます。
「中の芝」のようす。
迫力あるぶなの木。
途中、「段スリ岩」を通って。
「神楽ガ峰」を通り過ぎてからは一端下りに転じ、しかもトータルで100m以上も降りることになります。
少しもったいない感じがしますが、これも山の形がそうなっている以上仕方のないことなのでしょう。
また、今は高山植物が旬を迎えているのかたくさんのきれいな花が見られましたが、これも登山の楽しみの一つでしょう。
途中、「雷清水」といわれる湧き水ポイントに着きますが、ここから見られる苗場山の雄姿に思わず見とれてしまいます。
ここまできてようやく全貌がわかってくるようです。
降りきったところは「お花畑」といって、そこは高山植物の宝庫となっていました。
そう、苗場山は高山植物の群生地としても有名だそうです。
群生も素晴らしい。
しかしながら、ここ「お花畑」から頂上までの最後の急登がまた、疲れた体に追い打ちをかけてきます。
登っても登っても岩の連続といった感じでしたが、やっとのことで登り切ったその先にみえたものは。
そう、いままでのはなんだったんだとでもいいたいくらい、ただっぴろい草原が目の前に現れます。
ところどころ池が散在しており、ワタスゲやニッコウキスゲなんかも見られました。
この風景どこかで見たような。
そう、まるで尾瀬のようです。
まよわず山小屋でビールを買いますが、350mmで600円。
多少お高くなっていますが、おそらく1000円でも買っていることでしょう。
同じビールでもここで飲む味は下界で飲むのと比べてこうも味が違うのかと思わずにはいられません。
頂上を示す標識はといえば、申し訳なさそうに片隅にぽつんとあるだけですが、一応記念に写真撮影します。
ところどころ散在する池。
頂上を満喫した後はそのまま来た道を戻りますが、逆に降りる時の方が注意が必要です。
これは「カッサ湖」でしょうか。
帰りは比較的楽なのですが、登るときに一端おりたところは逆に登らねばならず、意外とこれが負担となりました。
振り返ると登ってきた道がはっきりとわかります。
よくもまあここまで登ったもんだ。
駐車場に戻ったのは4時ころ。
さすが百名山だけあって実にいい山でした。
ちょうど、下山した直後に雨が降り出したのもいいタイミングです。
帰りの高速は思ったほどの渋滞もなく、すんなり家に帰ることが出来ました。
そして、来月はいよいよ念願の「北岳」を目指す予定です。
最後に、頂上付近でとったアイフォンの映像を載せますのでお楽しみください。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm29317100
https://www.nicovideo.jp/watch/sm29317110
苗場山はスキーでも有名なのですが、100名山の一つとされ、谷川岳の西側に位置する標高2145mの山となります。
苗場山の特徴はその雄大な雄姿もさることながら、なんといっても頂上にある広大な湿原です。
行ってみて思ったのですが、まるで尾瀬を歩いているかのような感覚でした。
これがなんと地上から2000m以上の頂上付近に広がっているのですから不思議です。
前の晩12時にマイカーで家を出発したあと、関越道の赤城高原SAで2時間ばかり仮眠をとってから湯沢ICで降り、かぐらみつまたスキー場の「第2リフト駐車場」まで下道を走ります。
ほとんどの登山者はここから苗場山を目指すようです。
駐車場に着いたのは朝の7時頃でしたが、この時点で駐車場の90%がすでにうまっています。
それもそのはず、苗場山は比較的長丁場の歩きを強いられるため、日帰りで行くためにはこの時間から登らないとその日中に戻ってこれないのです。
これが案内図となります。
準備をして登り始めたのは7時半ころ。
まずは「和田小屋」目指して40分かけて道路上を歩きます。
向こうに見えるのはこれから登らんとするリフトのある斜面ですが、まだ苗場山はここからは見えません。
これが和田小屋ですが現在改装中か。
「和田小屋」のすぐ脇にある草原に設置された木道を進んだ後はすぐに樹林帯に入り、ひたすら上を目指すことになります。
「和田小屋」から歩くこと1時間で「下の芝」にたどりつきますがこの苗場山、最初からかなりヘビーで急な登りを強いられます。
「下の芝」からは1時間ほどで「中の芝」、また、そこから約30分程で「上の芝」にたどり着きますが、
それぞれ大きなベンチがあり、一時の休憩をすることができます。
「中の芝」のようす。
迫力あるぶなの木。
途中、「段スリ岩」を通って。
「神楽ガ峰」を通り過ぎてからは一端下りに転じ、しかもトータルで100m以上も降りることになります。
少しもったいない感じがしますが、これも山の形がそうなっている以上仕方のないことなのでしょう。
また、今は高山植物が旬を迎えているのかたくさんのきれいな花が見られましたが、これも登山の楽しみの一つでしょう。
途中、「雷清水」といわれる湧き水ポイントに着きますが、ここから見られる苗場山の雄姿に思わず見とれてしまいます。
ここまできてようやく全貌がわかってくるようです。
降りきったところは「お花畑」といって、そこは高山植物の宝庫となっていました。
そう、苗場山は高山植物の群生地としても有名だそうです。
群生も素晴らしい。
しかしながら、ここ「お花畑」から頂上までの最後の急登がまた、疲れた体に追い打ちをかけてきます。
登っても登っても岩の連続といった感じでしたが、やっとのことで登り切ったその先にみえたものは。
そう、いままでのはなんだったんだとでもいいたいくらい、ただっぴろい草原が目の前に現れます。
ところどころ池が散在しており、ワタスゲやニッコウキスゲなんかも見られました。
この風景どこかで見たような。
そう、まるで尾瀬のようです。
まよわず山小屋でビールを買いますが、350mmで600円。
多少お高くなっていますが、おそらく1000円でも買っていることでしょう。
同じビールでもここで飲む味は下界で飲むのと比べてこうも味が違うのかと思わずにはいられません。
頂上を示す標識はといえば、申し訳なさそうに片隅にぽつんとあるだけですが、一応記念に写真撮影します。
ところどころ散在する池。
頂上を満喫した後はそのまま来た道を戻りますが、逆に降りる時の方が注意が必要です。
これは「カッサ湖」でしょうか。
帰りは比較的楽なのですが、登るときに一端おりたところは逆に登らねばならず、意外とこれが負担となりました。
振り返ると登ってきた道がはっきりとわかります。
よくもまあここまで登ったもんだ。
駐車場に戻ったのは4時ころ。
さすが百名山だけあって実にいい山でした。
ちょうど、下山した直後に雨が降り出したのもいいタイミングです。
帰りの高速は思ったほどの渋滞もなく、すんなり家に帰ることが出来ました。
そして、来月はいよいよ念願の「北岳」を目指す予定です。
最後に、頂上付近でとったアイフォンの映像を載せますのでお楽しみください。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm29317100
https://www.nicovideo.jp/watch/sm29317110
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