鋸山
5月2日、千葉の内房に位置する「鋸山」(のこぎりやま)に行きました。
千葉県にはそれほど高い山はなく、あまり登山で千葉に行くことはほとんどありませんでしたが、行ってみればこれほど面白い山も他にはないといってもいいくらいい、変化とバリエーションに富んだ山でした。
今回の鋸山も標高330mと低山の域に入りますが、登り口が海に近いので、それほど低い山という感覚ではありませんでした。
正式名称は「乾坤山」(けんこんざん)というらしいが、江戸時代から盛んに採石が行われたことにより、露出した山肌があたかも鋸の歯状に見えることからこの名で呼ばれるようになったそうです。
現在は自然保護の関係で砕石を終了していますが、今も観光として多くの観光客が訪れています。
そして、なんといっても眺望がすばらしく、東京湾一帯から伊豆大島まで見渡すことができ、海と山、両方堪能できる珍しい山でもあります。
まずは、マイカーで家を出発して、アクアライン経由で「富津館山道路」の「金谷IC」で降ります。
あいにくのGW渋滞で時間がかかりましたが、昼過ぎにようやく目的地である「浜金谷駅」の近くの有料駐車場までたどり着きます。
「鋸山」の登山口はこの「浜金谷駅」からと、その次の駅である「保田駅」のどちらかとなりますが、電車のダイヤが合わず、現在の「浜金谷駅」から出発することとしました。
まずは普通の道路を進み、登山口を探しますが、このあたり観光スポットとなっているだけあっていたるところに地図が点在しており、道に迷うことはありません。
これは道から見た「鋸山」です。
最初は、過去に山から切り出した岩を運んだ道といわれる「車力道」を進みます。
途中、東京湾の眺めがすばらしかったです。
そして登ること1時間くらいで「石切場跡地」にたどりつきますがそこにはラピュタの岩といわれる遺跡のような岩壁が立ちはだかっていました。
「石切場跡地」を経てしばらく急な階段を上っていくと東京湾を望む展望台にたどり着きますが、ここからの眺望は海と山が両方みれるとあって実にすばらしい。
これはこれから向かおうとする「地獄のぞき」。
これは保田市内の様子。
展望台を後にして、15分ほど登ると鋸山の頂上に。
山頂からの眺め。
とりあえずここで、遅めの昼食をとることにします。
この後、一端、「石切場跡地」まで戻り、日本一の大仏のある「日本寺」の方に進みますが、その「日本寺」にある「地獄のぞき」は登山客のみならず観光客の最も人気のあるスポットとされています。
「石切場」を見上げるとこんな感じですが、かなり迫力があります。
切り出された石は以前は「房州石」といわれていたそうです。
途中、「地獄のぞき」が下から見上げるごとができました。
長い階段を上り、ようやく「日本寺」の北口にたどり着き、拝観料を払って中に進みます。
そして、そこから少し登った先が「地獄のぞき」となりますが、これは高所恐怖症だとお勧めはできません。
これが地獄のぞきです。
長い行列もあることを理由に、今回はパスすること。
正直、遠くから見ているだけでも怖さが想像できてしまいます。
ここからは、多くのお地蔵さんが配置してある「千五百羅漢道」を経て、日本一の大きさをほこる大仏を参拝します。
東京湾も御覧の通り。
奈良の大仏よりもひとまわり大きいとあって、見ごたえはあります。
夏目漱石と正岡子規がこの地で友情を確かめ合ったということで二人の石碑もありました。
正直、この二人が友人とは初めて知りましたが。
この後は、のどかな遊歩道を歩きながら、「保田駅」に向かいます。
途中、藤の花もきれいに見ることが出来ました。
「保田駅」からは電車で、車を停めてある「浜金谷駅」まで戻ります。
振り返ると「鋸山」の全容が確認できました。
登ってきた後だけに感慨深いものがあります。
また、ちょうど夕暮れ時となっており、サンセットがきれいに見られました。
うっすらと富士山のシルエットも確認できました。
帰りは「海ほたるSA」に立ち寄りますが、ここからの夜景がまたきれいでした。
これは川崎方面の夜景。
これは木更津方面の夜景。
これをみると道路が「海ほたる」を境にして海上と海底にわかれているのが確認できます。
そして、これは海底トンネルを掘った時に使用したカッターフェイスの実物大モニュメントです。
実は、日本はトンネルを掘る技術としても世界にほこれる技術があることが痛感できます。
幸い、帰りはさほど渋滞はなく「海ほたる」からちょうど1時間で家に帰ることが出来ました。
今日は海あり、山あり、大仏ありと、充実したトレッキングを楽しむことができました。
千葉県にはそれほど高い山はなく、あまり登山で千葉に行くことはほとんどありませんでしたが、行ってみればこれほど面白い山も他にはないといってもいいくらいい、変化とバリエーションに富んだ山でした。
今回の鋸山も標高330mと低山の域に入りますが、登り口が海に近いので、それほど低い山という感覚ではありませんでした。
正式名称は「乾坤山」(けんこんざん)というらしいが、江戸時代から盛んに採石が行われたことにより、露出した山肌があたかも鋸の歯状に見えることからこの名で呼ばれるようになったそうです。
現在は自然保護の関係で砕石を終了していますが、今も観光として多くの観光客が訪れています。
そして、なんといっても眺望がすばらしく、東京湾一帯から伊豆大島まで見渡すことができ、海と山、両方堪能できる珍しい山でもあります。
まずは、マイカーで家を出発して、アクアライン経由で「富津館山道路」の「金谷IC」で降ります。
あいにくのGW渋滞で時間がかかりましたが、昼過ぎにようやく目的地である「浜金谷駅」の近くの有料駐車場までたどり着きます。
「鋸山」の登山口はこの「浜金谷駅」からと、その次の駅である「保田駅」のどちらかとなりますが、電車のダイヤが合わず、現在の「浜金谷駅」から出発することとしました。
まずは普通の道路を進み、登山口を探しますが、このあたり観光スポットとなっているだけあっていたるところに地図が点在しており、道に迷うことはありません。
これは道から見た「鋸山」です。
最初は、過去に山から切り出した岩を運んだ道といわれる「車力道」を進みます。
途中、東京湾の眺めがすばらしかったです。
そして登ること1時間くらいで「石切場跡地」にたどりつきますがそこにはラピュタの岩といわれる遺跡のような岩壁が立ちはだかっていました。
「石切場跡地」を経てしばらく急な階段を上っていくと東京湾を望む展望台にたどり着きますが、ここからの眺望は海と山が両方みれるとあって実にすばらしい。
これはこれから向かおうとする「地獄のぞき」。
これは保田市内の様子。
展望台を後にして、15分ほど登ると鋸山の頂上に。
山頂からの眺め。
とりあえずここで、遅めの昼食をとることにします。
この後、一端、「石切場跡地」まで戻り、日本一の大仏のある「日本寺」の方に進みますが、その「日本寺」にある「地獄のぞき」は登山客のみならず観光客の最も人気のあるスポットとされています。
「石切場」を見上げるとこんな感じですが、かなり迫力があります。
切り出された石は以前は「房州石」といわれていたそうです。
途中、「地獄のぞき」が下から見上げるごとができました。
長い階段を上り、ようやく「日本寺」の北口にたどり着き、拝観料を払って中に進みます。
そして、そこから少し登った先が「地獄のぞき」となりますが、これは高所恐怖症だとお勧めはできません。
これが地獄のぞきです。
長い行列もあることを理由に、今回はパスすること。
正直、遠くから見ているだけでも怖さが想像できてしまいます。
ここからは、多くのお地蔵さんが配置してある「千五百羅漢道」を経て、日本一の大きさをほこる大仏を参拝します。
東京湾も御覧の通り。
奈良の大仏よりもひとまわり大きいとあって、見ごたえはあります。
夏目漱石と正岡子規がこの地で友情を確かめ合ったということで二人の石碑もありました。
正直、この二人が友人とは初めて知りましたが。
この後は、のどかな遊歩道を歩きながら、「保田駅」に向かいます。
途中、藤の花もきれいに見ることが出来ました。
「保田駅」からは電車で、車を停めてある「浜金谷駅」まで戻ります。
振り返ると「鋸山」の全容が確認できました。
登ってきた後だけに感慨深いものがあります。
また、ちょうど夕暮れ時となっており、サンセットがきれいに見られました。
うっすらと富士山のシルエットも確認できました。
帰りは「海ほたるSA」に立ち寄りますが、ここからの夜景がまたきれいでした。
これは川崎方面の夜景。
これは木更津方面の夜景。
これをみると道路が「海ほたる」を境にして海上と海底にわかれているのが確認できます。
そして、これは海底トンネルを掘った時に使用したカッターフェイスの実物大モニュメントです。
実は、日本はトンネルを掘る技術としても世界にほこれる技術があることが痛感できます。
幸い、帰りはさほど渋滞はなく「海ほたる」からちょうど1時間で家に帰ることが出来ました。
今日は海あり、山あり、大仏ありと、充実したトレッキングを楽しむことができました。
この記事へのコメント