天狗岳

7月6日、「八ヶ岳」の双耳峰である天狗岳に行きました。

天狗岳は北八ヶ岳に位置し、「西天狗」と「東天狗」の2峰から成り、特に「東天狗」からは日本アルプスをはじめとした360°の大パノラマが望める山として知られています。

登り口についても何種類かあるようですが、今回は比較的容易である「唐沢鉱泉」から登ることにしました。

このルートは比較的新しいのか、一般的な登山ガイドにはあまり載っていないようですがネットで調べると現在はかなり道が整備されており現在の主流のコースとなっているようです。

少なくともわたしが持っているいくつかの登山ガイドには載っていませんでした。

マイカーで行くときには「唐沢鉱泉」までの最後の3キロほどの道が未舗装になっているとはいえ、道幅も十分広くなっておりゆっくり進めば特に問題はありません。

少なくとも以前、「赤岳」に行ったときに通った「美濃戸口」から「美濃戸」までの悪路に比べればばずっとましともいえるでしょう。

さて、今回は少し長丁場になるということで朝5時に家を出発し、中央道の「南諏訪IC」で降りたあと目的地である「唐沢鉱泉」に着いたのは8時ごろ。

特に渋滞もなく、順調な滑り出しとなりました。

しかしながら20台ほどの駐車場はほぼ満車状態。

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皆さん、早くから来てるのに感心してしまいます。

まずは看板を確認し、まずは第一展望台、第二展望台を経た後、西天狗に向かい、そのあと東天狗に向かった後、帰りは黒百合ヒュッテを回って下山する周回コースをとることにしました。

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この「しゃくなげ橋」を渡って登山開始となるようです。

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登り始めはこんな感じです。

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高山植物もいたるところに目につきます。

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第一展望台、第二展望台とたどり着くもガスがかかっており視界はこのとおりほとんどゼロの状態です。

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天気予報では晴れと出ていたのですがあまり期待できないかも。

途中から岩が多くなってきて久しぶりのロッククライミングを楽しみます。

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カメラはしばし封印することとしました。

岩に矢印が書かれており、それを頼りに登っていきます。

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危ない箇所にはこのようにロープもはってあります。

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岩を登っていくと一気に高度感が出てきますがいい感じでガスがかかっており、あまり恐怖感を感じることはありませんでした。

そして11時ごろ、標高2646mの西天狗に辿りつことができました。

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しかしながら眺望も今一つでしたので少し休んだ後、すぐさま東天狗に向かいます。

東天狗は西天狗一端下った後、登りかえすことになります。

これが一度下ったところから見た西天狗と東天狗。

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ちょうど反対の位置に見えます。

もうすぐ頂上です。

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東天狗に着いたには11時半ごろ。

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標高は西天狗とほぼ同じで2640m。

みなさん思い思いに昼食をとったりしていました。

そこで、2人で来ているおばさんたちに声をかけられ、おにぎりをいただくことに。

正直、2人分以上の食糧を持参している身でありましたが、「そこのお兄さん」と声をかけられては断るわけにもいきません。

話を伺うと、わたしと同じ「唐沢鉱泉」から登ってきたそうで、下りもわたしと同じコースをたどるということ。

昼食を食べて休んだ後は黒百合ヒュッテを目指して下山します。

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途中、振り返ると先ほど登った天狗岳がきれいに見えました。

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黒百合ヒュッテまでの途中に「すりばち池」という池がありました。

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天狗岳をバックに写真を撮りますがこれもまたいい感じです。

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やがて下の方に「黒百合ヒュッテ」が見られましたが、ここで宿泊することもできるそうです。

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「黒百合ヒュッテ」で休んでいると先ほどの2人で来ているおばさんがあとから合流することになり、今度はカステラをいただくことに。

自家製の無添加ということなのだそうだが、昼食を食べた後だけに正直遠慮したかったが、断るわけにもいかずやっぱりいただくことに。

「黒百合ヒュッテ」からはこういった緩い勾配の小川を下ることとなりますが、岩がつるつるしており意外と苦戦しました。

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実際、足を踏み外してひざ下まで水につかってしまうこともありました。

そして、始終このような、こけと白樺に覆われた道を進むことになりますが、これもまた絵になりますね。

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車に戻ったのは4時ごろと、以外と時間がかかってしまったので、唐沢鉱泉の日帰り温泉に立ち寄ることをあきらめ、そのまま帰ることにしました。

案の条、帰りの高速は渋滞でしたがなんとか9時前に帰宅。

日帰りにしてはハードな工程でしたが充実度も大きい1日でした。

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