浅間山(その1)
6月9日の日曜日、かねてから行きたいと思っていた山である「浅間山」に行くことにした
「浅間山」は「草津白根山」と同じようにいまだ、活火山としてたびたび噴火をしており、
危険のため、「頂上まで行くことのできない100名山」ということになっています。
今回は久しぶりに100名山に登るということもあって、かなり綿密に計画を立てることにします。
といっても、いつも通りの日帰りプランなので朝早く家を出発するだけなのですが・・・。
浅間山に上るコースとして、事前にネットで調べてみると、チェリーパークラインを使って「車坂峠」から登るパターンと
「浅間山荘」から登るパターンの大きく2通りあるそうですが、わたしは前者を選ぶことにしました。
なぜかといえば車坂からだと直接、浅間山の外輪山に通じ、そこから見える浅間山が絶景とあるからです
ただし、単に浅間山の手前の山である前掛山を目指すのであれば後者の方が良いとのこと。
私の考えた計画では、まずは「車山峠」から浅間山近辺の山である「外輪山」を制覇します
外輪山とは浅間山周辺の山々である「黒斑山」、「蛇骨岳」、「仙人岳」、「鋸岳」を総称していうそうです。
そして「鋸岳」からは「Jバンド」と呼ばれるがけのようなコースをたどり、そして余力があれば「賽の河原」から本丸であるる浅間山の手前の「前掛山」を目指します。
日帰りで回るにしてはかなり欲張りなプランですので時間的、体力的に余裕があればという条件付きですが・・・。
そして帰りは、急であることの予想される「草すべり」を通って、「トーミの頭」まで登り、そこから「車坂峠」まで戻ることとします。
山登りとはこういうふうに、どう登ろうかと計画することが一番面白く、それを本当に歩いて実現させることに醍醐味があるような気がします。
いってみれば、計画が完璧であれば、もう登ったも同然となってしまうのです。(わたしの持論ですが)
さて、朝4時に家を出て、上信越の小諸ICで降りたあとは「チェリーパークライン」を使って車を走らせ、ぐんぐん標高をあげていきます
目的地である「車坂峠」の無料駐車場に着いたのは6時半ごろ。
なんとか車1台分のスペースを見つけて駐車しますが、これは最近にない順調な滑り出しといえそうです。
準備をして登り始めは7時ごろになりますが、この分だと予定通り遂行できる気がします。
現時点では火山活動レベルが「1」なので、とりあえず「前掛山」までは行けそうです。
隣に止めていた車のおじさんに挨拶をされ、「今日はどこまで」といわれるも
「とりあえず黒斑(くろふ)まで」と答えます
まあ、山特有の挨拶の一つなんでしょうね。
おじさんに言った通り、まずは浅間山外輪山の最高峰である「黒斑山」を目指します。
登山道に着くと最初から、中ルート、表ルートと別れていますが、登りは表ルートから登ることとします
ちなみに帰りは中ルートから降りてきたのですが、ほとんど差異はなかったように思えます。
活火山だけに最初から黒いごろごろした岩達がお出迎えです。
が、終始こういう感じです。まさに活火山という感じですね
途中、しゃくなげの花もきれいに咲いていました
途中、U字型の避難所がありましたが、これは噴火時に避難する建物のようです。
中はこうなってます
後ろを振り返ると富士山もきれいにみられました。
この、少し顔を出したくらいの富士山もまたいいですね。
登り始めること1時間で「トーミの頭」にたどり着きますが、ここから今まで見えなかった浅間山の全貌が一気に見られました。
かなり迫力ありますね。
そこから尾根沿いに歩くこと約20分で、まずは最初の目的ポイントである「黒斑山(くろふやま)」にたどり着きす。
ここで、標高2404mとなります
そしてここから片側が切れ落ちている危険な尾根をたどって「蛇骨岳(じゃこつだけ)」に着きます
そしてここは浅間山をはじめ、360°眺望が開けており、どこを見ても絵になります。
ここで私を含めた単独登山者4人と意気投合してお互いに写真を撮り合ったり、山の話をしたり聞いたりしていました。
これがそのとき、浅間山をバックに写していただいた1枚です。
「手をのばせば届きそう」と女性の単独登山者も言っていましたが、まさにその通りです。
写真ではわかりにくいですが本当に手で触れるのかと思うくらい浅間山が近くに見えました
いまにまってろよ、これから登りにいくからな、といった感じでしょうか。
写真の右上の角に当たる部分が前掛山の頂上となります。
そして次の「仙人岳(せんにんだけ)」
、そして「鋸岳(のこぎりだけ)」まで一緒に行った後は、みなさんを背にしてひとり、「Jバンド」を降りることにしました。
そうです、私にはどうしても「前掛山」に上るという使命があったからです。
Jバンドとはいくつもの地層が重なっている様が見られ、それが名前の由来だそうです
しかしこのJバンド、最初の下り初めは高度があり、かなり緊張します。
一歩間違えれば、大変なことになりまねません。
一歩一歩、足元を確認しながら慎重に降りていきます。
これがJバンド地帯を下から見た様子です。
Jバンドを降り切った後は単調でなだらかな道となりますが、ちょうど浅間山のふもとにたどり着きます。
しばらく単調な道を歩いた後は「賽の河原」の分岐にたどり着き、そこから目指すは本丸、浅間山(前掛山)です
幸いにもこの分岐点で11時、体力もまだ残っているとあっては行かない手はありません。
そして浅間山の素晴らしい絶景をあとで目の当たりにすることになるのですが、描き疲れたのでまずはここまでとします。
(その2)で続きを紹介したいと思います。
「浅間山」は「草津白根山」と同じようにいまだ、活火山としてたびたび噴火をしており、
危険のため、「頂上まで行くことのできない100名山」ということになっています。
今回は久しぶりに100名山に登るということもあって、かなり綿密に計画を立てることにします。
といっても、いつも通りの日帰りプランなので朝早く家を出発するだけなのですが・・・。
浅間山に上るコースとして、事前にネットで調べてみると、チェリーパークラインを使って「車坂峠」から登るパターンと
「浅間山荘」から登るパターンの大きく2通りあるそうですが、わたしは前者を選ぶことにしました。
なぜかといえば車坂からだと直接、浅間山の外輪山に通じ、そこから見える浅間山が絶景とあるからです
ただし、単に浅間山の手前の山である前掛山を目指すのであれば後者の方が良いとのこと。
私の考えた計画では、まずは「車山峠」から浅間山近辺の山である「外輪山」を制覇します
外輪山とは浅間山周辺の山々である「黒斑山」、「蛇骨岳」、「仙人岳」、「鋸岳」を総称していうそうです。
そして「鋸岳」からは「Jバンド」と呼ばれるがけのようなコースをたどり、そして余力があれば「賽の河原」から本丸であるる浅間山の手前の「前掛山」を目指します。
日帰りで回るにしてはかなり欲張りなプランですので時間的、体力的に余裕があればという条件付きですが・・・。
そして帰りは、急であることの予想される「草すべり」を通って、「トーミの頭」まで登り、そこから「車坂峠」まで戻ることとします。
山登りとはこういうふうに、どう登ろうかと計画することが一番面白く、それを本当に歩いて実現させることに醍醐味があるような気がします。
いってみれば、計画が完璧であれば、もう登ったも同然となってしまうのです。(わたしの持論ですが)
さて、朝4時に家を出て、上信越の小諸ICで降りたあとは「チェリーパークライン」を使って車を走らせ、ぐんぐん標高をあげていきます
目的地である「車坂峠」の無料駐車場に着いたのは6時半ごろ。
なんとか車1台分のスペースを見つけて駐車しますが、これは最近にない順調な滑り出しといえそうです。
準備をして登り始めは7時ごろになりますが、この分だと予定通り遂行できる気がします。
現時点では火山活動レベルが「1」なので、とりあえず「前掛山」までは行けそうです。
隣に止めていた車のおじさんに挨拶をされ、「今日はどこまで」といわれるも
「とりあえず黒斑(くろふ)まで」と答えます
まあ、山特有の挨拶の一つなんでしょうね。
おじさんに言った通り、まずは浅間山外輪山の最高峰である「黒斑山」を目指します。
登山道に着くと最初から、中ルート、表ルートと別れていますが、登りは表ルートから登ることとします
ちなみに帰りは中ルートから降りてきたのですが、ほとんど差異はなかったように思えます。
活火山だけに最初から黒いごろごろした岩達がお出迎えです。
が、終始こういう感じです。まさに活火山という感じですね
途中、しゃくなげの花もきれいに咲いていました
途中、U字型の避難所がありましたが、これは噴火時に避難する建物のようです。
中はこうなってます
後ろを振り返ると富士山もきれいにみられました。
この、少し顔を出したくらいの富士山もまたいいですね。
登り始めること1時間で「トーミの頭」にたどり着きますが、ここから今まで見えなかった浅間山の全貌が一気に見られました。
かなり迫力ありますね。
そこから尾根沿いに歩くこと約20分で、まずは最初の目的ポイントである「黒斑山(くろふやま)」にたどり着きす。
ここで、標高2404mとなります
そしてここから片側が切れ落ちている危険な尾根をたどって「蛇骨岳(じゃこつだけ)」に着きます
そしてここは浅間山をはじめ、360°眺望が開けており、どこを見ても絵になります。
ここで私を含めた単独登山者4人と意気投合してお互いに写真を撮り合ったり、山の話をしたり聞いたりしていました。
これがそのとき、浅間山をバックに写していただいた1枚です。
「手をのばせば届きそう」と女性の単独登山者も言っていましたが、まさにその通りです。
写真ではわかりにくいですが本当に手で触れるのかと思うくらい浅間山が近くに見えました
いまにまってろよ、これから登りにいくからな、といった感じでしょうか。
写真の右上の角に当たる部分が前掛山の頂上となります。
そして次の「仙人岳(せんにんだけ)」
、そして「鋸岳(のこぎりだけ)」まで一緒に行った後は、みなさんを背にしてひとり、「Jバンド」を降りることにしました。
そうです、私にはどうしても「前掛山」に上るという使命があったからです。
Jバンドとはいくつもの地層が重なっている様が見られ、それが名前の由来だそうです
しかしこのJバンド、最初の下り初めは高度があり、かなり緊張します。
一歩間違えれば、大変なことになりまねません。
一歩一歩、足元を確認しながら慎重に降りていきます。
これがJバンド地帯を下から見た様子です。
Jバンドを降り切った後は単調でなだらかな道となりますが、ちょうど浅間山のふもとにたどり着きます。
しばらく単調な道を歩いた後は「賽の河原」の分岐にたどり着き、そこから目指すは本丸、浅間山(前掛山)です
幸いにもこの分岐点で11時、体力もまだ残っているとあっては行かない手はありません。
そして浅間山の素晴らしい絶景をあとで目の当たりにすることになるのですが、描き疲れたのでまずはここまでとします。
(その2)で続きを紹介したいと思います。
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