茅ヶ岳
5月4日、茅ヶ岳(かやがたけ)に行きました。
茅ヶ岳は八ヶ岳火山群の南端に位置する山で、「日本百名山」の著者である深田久弥の終焉の地として知られており一度は登ってみたいと思っていた山でした。
標高は1704mですが、八ヶ岳に容姿が似ているという事で古くから、「にせ八ヶ岳」と言われていたそうです。
まあ、茅ヶ岳にしてみると、どっちが真似しているのかといいたくもなるでしょうね。
朝6時過ぎにマイカーで家を出発するも、中央道の混雑で目的地である韮崎ICに着いたのは9時半ごろ。
そこから登山口まで下道約10キロを進みますが、登り始めはやはり10時を過ぎることに。
まあ、連休中だからある程度の渋滞は覚悟の上でしたが、10時過ぎの登山はやはり遅すぎますね
最近は怠慢な登山が多くなっており、10時前に登り始めることが少なくなってきているようです
50台の駐車場は、ほぼ満車状態でしたが、あたりには空いたスペースがたくさんあって車を止めるのに苦労はなかったです。
さて、登り始めてしばらくすると「深田記念公園」にたどり着きます。
実際この公園自体はたいしたことはないのですが、深田久弥の自筆の文が石碑となって飾られています。
「百の頂きに百の喜びあり」と書かれていますがこれは深田久弥の著書である「日本百名山」からとった言葉に違いありません
まあ百というのはあくまで比喩でしょうから実際はどの山に登っても、その山なりの喜びや達成感が得られるといいたいのでしょうが。
そしてその石碑の横にはこういう立札が。
わたしと同じ、石川県生まれで、幼いころはよく白山に登っていたというから他人とは思えないですね。
深田記念公園を後にして茅ヶ岳に向けて歩きますが、最初の1時間は単調な真っ直ぐな登山道が延々と続きます。
天気も良く、気持ちがいいのでこのまま頂上まで続いてもいいかなと思っているのもここ女岩まで。
女岩を過ぎてからはいきなり斜面が急になって道も幾度となく折り返すことになります
実際、女岩の近くは落石が多くなっており、近づけませんでした。
登る途中、富士山がどーんと視界に現れたりもします
そういえば富士山といえばもうすぐ世界遺産に認定されるとか。
そうすると第二の登山ブームが到来してくるのでしょうか。
いや、富士山愛好家はおそらく他の山はあまり興味がなく、富士山だけを登ることになるかもしれないですね
急な斜面を登り切った後は尾根歩きとなりますが、しばらく歩いていると深田久弥の倒れた場所、まさに終焉の場所にたどり着きます
友人と登山をしている途中、脳卒中を起こして亡くなったそうですが、山で亡くなって本望なような気がします。
石碑の下には花が添えられており、ここを訪れた登山者の多くは手を合わせていました。
亡くなられた日にちと時間が記されていましたが、この時間だとおそらく頂上からの眺めは残念ながら見ていなかったことでしょう
最後の急登を登りきるとなんと、360°のパノラマが広がっていました。
頂上には約4,50人位の人が集まっていましたが、みなさん口々に「今日は最高だ」と言っており、非常に活気づいていました
そう、山の頂上は天気の良しあしで、場の空気が大きく変わってしまいます。
これがガスがかかっていようものなら口数も随分減っていたことでしょう。
私自身も最近の登山でピークを踏めていなかっただけに感動がひとしおでした。
お決まりのカップラーメンもおいしく感じてしまいます
これは、八が岳連邦。
これは、甲斐駒ヶ岳(右)と仙丈ヶ岳(左)。
金峰山方面。
そしてもうじき世界遺山。
文句ないですね、この眺望。
時間があればこの先の「金ヶ岳」までと考えていましたが今回はパスすることに。
このままピストンで下山することにします
下山では、登りではあまり見る余裕のなかった高山植物を堪能しながら歩きました
高山植物は数はそれほど多くなく、地上の花ほど背丈は大きくないけれど、高山植物特有のかわいらしさが特徴です。
帰りの高速は行きにも増して渋滞でしたが今日も一日、有意義な登山を満喫することができました。
茅ヶ岳は八ヶ岳火山群の南端に位置する山で、「日本百名山」の著者である深田久弥の終焉の地として知られており一度は登ってみたいと思っていた山でした。
標高は1704mですが、八ヶ岳に容姿が似ているという事で古くから、「にせ八ヶ岳」と言われていたそうです。
まあ、茅ヶ岳にしてみると、どっちが真似しているのかといいたくもなるでしょうね。
朝6時過ぎにマイカーで家を出発するも、中央道の混雑で目的地である韮崎ICに着いたのは9時半ごろ。
そこから登山口まで下道約10キロを進みますが、登り始めはやはり10時を過ぎることに。
まあ、連休中だからある程度の渋滞は覚悟の上でしたが、10時過ぎの登山はやはり遅すぎますね
最近は怠慢な登山が多くなっており、10時前に登り始めることが少なくなってきているようです
50台の駐車場は、ほぼ満車状態でしたが、あたりには空いたスペースがたくさんあって車を止めるのに苦労はなかったです。
さて、登り始めてしばらくすると「深田記念公園」にたどり着きます。
実際この公園自体はたいしたことはないのですが、深田久弥の自筆の文が石碑となって飾られています。
「百の頂きに百の喜びあり」と書かれていますがこれは深田久弥の著書である「日本百名山」からとった言葉に違いありません
まあ百というのはあくまで比喩でしょうから実際はどの山に登っても、その山なりの喜びや達成感が得られるといいたいのでしょうが。
そしてその石碑の横にはこういう立札が。
わたしと同じ、石川県生まれで、幼いころはよく白山に登っていたというから他人とは思えないですね。
深田記念公園を後にして茅ヶ岳に向けて歩きますが、最初の1時間は単調な真っ直ぐな登山道が延々と続きます。
天気も良く、気持ちがいいのでこのまま頂上まで続いてもいいかなと思っているのもここ女岩まで。
女岩を過ぎてからはいきなり斜面が急になって道も幾度となく折り返すことになります
実際、女岩の近くは落石が多くなっており、近づけませんでした。
登る途中、富士山がどーんと視界に現れたりもします
そういえば富士山といえばもうすぐ世界遺産に認定されるとか。
そうすると第二の登山ブームが到来してくるのでしょうか。
いや、富士山愛好家はおそらく他の山はあまり興味がなく、富士山だけを登ることになるかもしれないですね
急な斜面を登り切った後は尾根歩きとなりますが、しばらく歩いていると深田久弥の倒れた場所、まさに終焉の場所にたどり着きます
友人と登山をしている途中、脳卒中を起こして亡くなったそうですが、山で亡くなって本望なような気がします。
石碑の下には花が添えられており、ここを訪れた登山者の多くは手を合わせていました。
亡くなられた日にちと時間が記されていましたが、この時間だとおそらく頂上からの眺めは残念ながら見ていなかったことでしょう
最後の急登を登りきるとなんと、360°のパノラマが広がっていました。
頂上には約4,50人位の人が集まっていましたが、みなさん口々に「今日は最高だ」と言っており、非常に活気づいていました
そう、山の頂上は天気の良しあしで、場の空気が大きく変わってしまいます。
これがガスがかかっていようものなら口数も随分減っていたことでしょう。
私自身も最近の登山でピークを踏めていなかっただけに感動がひとしおでした。
お決まりのカップラーメンもおいしく感じてしまいます
これは、八が岳連邦。
これは、甲斐駒ヶ岳(右)と仙丈ヶ岳(左)。
金峰山方面。
そしてもうじき世界遺山。
文句ないですね、この眺望。
時間があればこの先の「金ヶ岳」までと考えていましたが今回はパスすることに。
このままピストンで下山することにします
下山では、登りではあまり見る余裕のなかった高山植物を堪能しながら歩きました
高山植物は数はそれほど多くなく、地上の花ほど背丈は大きくないけれど、高山植物特有のかわいらしさが特徴です。
帰りの高速は行きにも増して渋滞でしたが今日も一日、有意義な登山を満喫することができました。
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