やっぱり日本一の山
8月14日、富士山に行って来ました。
富士山は言わずとしれた日本の最高峰ですが、今まで一度も行ったことはなく、
外から眺めるだけにとどまっていましたが、一度は登ってみたいという願望は
持ち続けてました。
ただし、この時期の山小屋は一杯でとても有意義に泊まれる状態ではないと聞いていますので日帰りで
行くこととしました。
14日の午前10時30頃、車で家を出て中央高速の河口湖インターを出たあと
スーパー銭湯で一旦仮眠をとることにします。
この時期はマイカー規制があるため車で直接5合目までは行けません。
よってまずはインター近くの富士北麓駐車場に車を止めた後、シャトルバスを利用して最も
ポピュラーな登り口である5合目の河口湖口から登山を行うこととしました。
登山口である河口湖口に着いたのは午後の10時30頃。
この時間でも店はオープンしており、あたりは登頂を目指す人たちで活気づいていました。
この時間の登山者はほとんど私と同じ、御来光目当てでしょう。
真っ暗な中をヘッドランプを頼りに山頂を目指します。
最初は軽く道を下った後、徐々に登りに転じ、あっというまに6合目に。
ここには有料トイレがありますが1回200円とあります。
山でトイレを維持していくのは大変なのでこれはしょうがないでしょう。
周りを見ると意外と外人が多いのには驚かされます。
ここで体制を整えた後、7合目まではひたすらジグザグの整備された登山道を登っていきます。
皆さん、かい中電灯やらヘッドランプを着けていますから道は光が案内してくれるようでした。
7合目からは山小屋が現れ、これ以降9合目までは一定の間隔で山小屋が点在しています。
前に、家族で富士山に来たときには7合目で断念してしまいましたが、たしかに7合目以降は
道が急になり、岩もごろごろしてきます。
そして標高3000mを超えたあたりで8合目に到着。
まだあたりは真っ暗ですが、このあたりから高山病の症状が出る人が多いといわれています。
たしかに周りでは、吐いてる人や気分の悪そうな人、酸素缶で酸素を吸っている人が数多く見られました。
自分はといえば、やや気分が悪くなってきましたが頭痛までは起こらなかったので問題ありませんでした。
休んでいるときに夜空を見上げると、ペルセウス座の流星群がきれいに見られました。
特に、8合目から9合目までは非常に長く感じます。
それもそのはず、8合目、本8合目など、8合目と名の付くポイントがいくつもあるからです。
しかも空気がうすいせいか思うように足を前に出すことができません。
ぞんびのようにふらふらしながら登っている人もいました。
そうこうしているうちに日の出間近なのか、あたりがだんだん明るくなってきました。
うまくいけば頂上で御来光をと考えていたけれどそれは断念し、いい撮影スポットを探すこととします。
日の出前からいつかいつかの緊張感があたりを包みこんでいます。
そして念願の御来光です。
登っている人たちもこの時ばかりは一旦足が止まります。
頂上からは歓喜の歌声が下まで届いています。
これはやや太陽が登った時点。
御来光を眺めてからは再び辛い登りに転じますが、ほどなくして9合目に。
そこにある山小屋の名前もまさに御来光館。
グッドタイミングです。
9合目から頂上までは道が狭くなっており急勾配の登りとなっていました。
実際、9合目なかばから頂上までは人が数珠繋ぎになっています。
1歩進んでは止まっての繰り返しでしたが、疲れた体にとってはちょうどいいでしょう。
そして最後の鳥居をくぐればそこは頂上。
まず第一に思ったのは人の多いこと多いこと。
同じ目的を達成した人達が集まっているせいかみなさん表情が生き生きしています。
時計を見ると午前6時すぎですから登り初めて8時間近くもかかったことになります。
うーん、これほど長時間歩いたのはここ最近ないかもしれません。
一息ついた後はお鉢巡りで最高点である剣が峰を目指します。
お鉢巡りとは富士山の火口の周りをまわるコースのことですが、1週するのに1時間30分を要します。
けれど富士山の醍醐味はこのお鉢巡りをしないと味わうことはできません。
頂上の火口周辺の地形がとてもダイナミックで面白く、登った者にのみ体験できる特典のようなものだからです。
驚いたのは火口は一つではなく、二つあったことです。
火口直下に下りて探索している人もいました。
雪はきれいに無くなっており、火口の中に少しだけ残っている程度です。
これが最高峰である剣が峰です。
これは火口の様子です。
富士山からの眺めです。
また、きれいな影富士も見ることができました。
影富士とは富士山の影が地上に映し出されたものですが正式名称かどうかは定かではありません。
ここで朝食をとりますが、富士山の火口周辺で食べるラーメンは格別でした。
沸点が低いせいか少し硬めでしたが。
朝食を食べた後は、測候所のある剣が峰の展望台で記念写真を撮ります。
ここが日本で一番高い所となります。
また、富士山頂郵便局から記念に家にはがきを送ることとします。
ここでの消印は当然、富士山頂ということになりますので届くのが待ち遠しいですね。
さらに富士浅間大社で家族分のお守りを購入したあと下山することになりますが、下山道は登りとは違うコースとなります。
砂でじゃりじゃりのコースでしたがこれが思った以上に面白く、足に負担がかかりません。
いつもなら下山で膝を悪くしてしまうのですが、今回は全くそういう心配はありませんでした。
下山にかかった時間は3時間。
登りの8時間に比べるとなんと少ないことでしょう。
午後12時30分頃に河口湖5合目に到着すると登山客と観光客でごった返していました。
ふり返るとそこには先程登った富士山が。
これからは富士山を今までとは違った目で見ることになるでしょう。
帰りはそこから駐車場までシャトルバスで送ってもらい、途中温泉に立ち寄ってから帰ることとしました。
中央高速が渋滞になっており大変でしたが、目的を達成出来たということで有意義な2日間を終えることができました。
ただ、しばらくは富士山の登山は考えたくありませんが。
富士山は言わずとしれた日本の最高峰ですが、今まで一度も行ったことはなく、
外から眺めるだけにとどまっていましたが、一度は登ってみたいという願望は
持ち続けてました。
ただし、この時期の山小屋は一杯でとても有意義に泊まれる状態ではないと聞いていますので日帰りで
行くこととしました。
14日の午前10時30頃、車で家を出て中央高速の河口湖インターを出たあと
スーパー銭湯で一旦仮眠をとることにします。
この時期はマイカー規制があるため車で直接5合目までは行けません。
よってまずはインター近くの富士北麓駐車場に車を止めた後、シャトルバスを利用して最も
ポピュラーな登り口である5合目の河口湖口から登山を行うこととしました。
登山口である河口湖口に着いたのは午後の10時30頃。
この時間でも店はオープンしており、あたりは登頂を目指す人たちで活気づいていました。
この時間の登山者はほとんど私と同じ、御来光目当てでしょう。
真っ暗な中をヘッドランプを頼りに山頂を目指します。
最初は軽く道を下った後、徐々に登りに転じ、あっというまに6合目に。
ここには有料トイレがありますが1回200円とあります。
山でトイレを維持していくのは大変なのでこれはしょうがないでしょう。
周りを見ると意外と外人が多いのには驚かされます。
ここで体制を整えた後、7合目まではひたすらジグザグの整備された登山道を登っていきます。
皆さん、かい中電灯やらヘッドランプを着けていますから道は光が案内してくれるようでした。
7合目からは山小屋が現れ、これ以降9合目までは一定の間隔で山小屋が点在しています。
前に、家族で富士山に来たときには7合目で断念してしまいましたが、たしかに7合目以降は
道が急になり、岩もごろごろしてきます。
そして標高3000mを超えたあたりで8合目に到着。
まだあたりは真っ暗ですが、このあたりから高山病の症状が出る人が多いといわれています。
たしかに周りでは、吐いてる人や気分の悪そうな人、酸素缶で酸素を吸っている人が数多く見られました。
自分はといえば、やや気分が悪くなってきましたが頭痛までは起こらなかったので問題ありませんでした。
休んでいるときに夜空を見上げると、ペルセウス座の流星群がきれいに見られました。
特に、8合目から9合目までは非常に長く感じます。
それもそのはず、8合目、本8合目など、8合目と名の付くポイントがいくつもあるからです。
しかも空気がうすいせいか思うように足を前に出すことができません。
ぞんびのようにふらふらしながら登っている人もいました。
そうこうしているうちに日の出間近なのか、あたりがだんだん明るくなってきました。
うまくいけば頂上で御来光をと考えていたけれどそれは断念し、いい撮影スポットを探すこととします。
日の出前からいつかいつかの緊張感があたりを包みこんでいます。
そして念願の御来光です。
登っている人たちもこの時ばかりは一旦足が止まります。
頂上からは歓喜の歌声が下まで届いています。
これはやや太陽が登った時点。
御来光を眺めてからは再び辛い登りに転じますが、ほどなくして9合目に。
そこにある山小屋の名前もまさに御来光館。
グッドタイミングです。
9合目から頂上までは道が狭くなっており急勾配の登りとなっていました。
実際、9合目なかばから頂上までは人が数珠繋ぎになっています。
1歩進んでは止まっての繰り返しでしたが、疲れた体にとってはちょうどいいでしょう。
そして最後の鳥居をくぐればそこは頂上。
まず第一に思ったのは人の多いこと多いこと。
同じ目的を達成した人達が集まっているせいかみなさん表情が生き生きしています。
時計を見ると午前6時すぎですから登り初めて8時間近くもかかったことになります。
うーん、これほど長時間歩いたのはここ最近ないかもしれません。
一息ついた後はお鉢巡りで最高点である剣が峰を目指します。
お鉢巡りとは富士山の火口の周りをまわるコースのことですが、1週するのに1時間30分を要します。
けれど富士山の醍醐味はこのお鉢巡りをしないと味わうことはできません。
頂上の火口周辺の地形がとてもダイナミックで面白く、登った者にのみ体験できる特典のようなものだからです。
驚いたのは火口は一つではなく、二つあったことです。
火口直下に下りて探索している人もいました。
雪はきれいに無くなっており、火口の中に少しだけ残っている程度です。
これが最高峰である剣が峰です。
これは火口の様子です。
富士山からの眺めです。
また、きれいな影富士も見ることができました。
影富士とは富士山の影が地上に映し出されたものですが正式名称かどうかは定かではありません。
ここで朝食をとりますが、富士山の火口周辺で食べるラーメンは格別でした。
沸点が低いせいか少し硬めでしたが。
朝食を食べた後は、測候所のある剣が峰の展望台で記念写真を撮ります。
ここが日本で一番高い所となります。
また、富士山頂郵便局から記念に家にはがきを送ることとします。
ここでの消印は当然、富士山頂ということになりますので届くのが待ち遠しいですね。
さらに富士浅間大社で家族分のお守りを購入したあと下山することになりますが、下山道は登りとは違うコースとなります。
砂でじゃりじゃりのコースでしたがこれが思った以上に面白く、足に負担がかかりません。
いつもなら下山で膝を悪くしてしまうのですが、今回は全くそういう心配はありませんでした。
下山にかかった時間は3時間。
登りの8時間に比べるとなんと少ないことでしょう。
午後12時30分頃に河口湖5合目に到着すると登山客と観光客でごった返していました。
ふり返るとそこには先程登った富士山が。
これからは富士山を今までとは違った目で見ることになるでしょう。
帰りはそこから駐車場までシャトルバスで送ってもらい、途中温泉に立ち寄ってから帰ることとしました。
中央高速が渋滞になっており大変でしたが、目的を達成出来たということで有意義な2日間を終えることができました。
ただ、しばらくは富士山の登山は考えたくありませんが。
この記事へのコメント
やはり日本一の富士山ならではの映像です。
天候に恵まれ高山病にもならずに更に体力に自信がつきましたね。剣が峰の傍に立てるなんてホントニ 良いですね。登山道も須走り口 御殿場口 富士吉田口
富士宮口と色々ありますが・・河口湖からスバルラインで5合目まで車それからテクテクと山頂目指すコースが一般的ですよね。5合目まではバスで何度も行きましたがそれ以上がすすめません。7月1日の山開きから8月26日までの山じまいまでの短期間なので
数珠繋ぎ状態になるのはわかりますね。
カンテラの灯りが天に昇るようにつながる幻想的な
空間に立ちたいです。足の外反母趾がなければ絶対行きたいんですけどね。
しかしながら、かなり富士山に詳しいですね。
それだけの知識と体力と強い願望があればいつかきっと行けますよ。
今回は富士登山が初めてとあってスバルライン経由の河口湖口からと、最もポピュラーなコースにしましたが、次回は違ったコースでも楽しみたいと思っています。
5合目まででも十分富士山の魅力は堪能できますが、やはり頂上を踏んだ人しかわからない魅力もたくさんあると思います。
特に富士山の火口周辺は行った人しか見ることができませんからね。
ただ、頂上に行くに従って山小屋で売っている水や食料の値段が上がっていくのが面白いです。
ちなみに、頂上では携帯用ペットボトルが600円で売られていますがこれはしょうがないかも。