冬の丹沢
百名山の一つである丹沢にこれまで一度も行ったことがなかったので今回、2月6日に行ってきました。
今回も電車とバスを利用しての登山となります。
ルートは小田急線の渋沢駅からバスで大倉行きのバスに乗り込み、終点大倉から登山開始します。
朝、寝坊してしまったため予定よりも1時間遅く大倉に着きましたが、この1時間があとになって大きなつけとなってきます。
通称、バカ尾根と呼ばれる大倉尾根から登ります。
終始、階段状の坂道をひたすら登っていきます。
登山道が整備されているのはいいのですが、整備されすぎると道が単調になってしまい面白みにかけてしまいます。
富士山がそのいい例でしょうか。
最近、雪が降ったせいか比較的標高の低い地点から雪が見られます。
最初は霜柱がきれいに見られましたが、次第に雪道になってきました。
今回も途中でアイゼンをはきます。
好天に恵まれましたが、途中突風が吹き荒れ登山者の足をしばし止めてしまいます。
9時から登り始めましたが、最初の目標地点である塔ノ岳頂上に着いたのは12時頃。
ここからは富士山を始め、周りの山々や相模湾が一望でき眺望はすばらしいの一言です。
ほとんどの登山者がここから来た道を引き返すも、わたしはさらに丹沢山を目指します。
深田100名山を目指している私にとってはここで終わらすわけにはいきません。
看板を見ると丹沢山までここから2.6キロとあります。
帰りの事を考えると微妙な決断でしたが、ここはあえて強行することとしました。
丹沢山までの道はさらに雪が深くなって、登山者の数もぐっと減ってきます。
右に見えるのが丹沢山、左に見えるのは蛭ガ岳です。
あと100m。
ここまで十分な休憩、食事をとっていなかったので丹沢山頂上に着いた時はもうへろへろ状態でした。
しかし、砂漠にオアシスを見つけるがごとく山小屋を発見し、迷わずビールとカレーを注文します。
このときのビールの味は生涯でも5本の指に入るくらいのうまさでした。
帰りに山小屋の人から、「これからどちらまで」と聞かれ、「大倉まで」と答えるとやや驚いた様子で「長い階段頑張ってください」とエールを頂きました。
ふつうはどこかで泊ると思ったのでしょう。
時計を見ると2時半を回っています。
たしかにこれから下山するにはやや遅い時間か。
先ほどの塔ノ岳まで戻った時には山小屋の宿泊者以外は登山客が見当たりません。
日時計で時間を見るも4時を回っています。
ここから大倉のバス停まで約7キロ。
到底日没までには間に合いそうもありませんね。
おまけに途中右ひざを痛めてしまい、トレランのように走ることもできません。
気を取り直して下山しますが帰りは目の前に相模湾が一望でき、しかも登山客が少なくなったせいか野生のしかまで姿を現してくれてなかなか楽しかったです。
日没前の富士山もいいですね。
旅の終わりを感じとれます。
日が落ちてからは懐中電灯をたよりに下山しますが、道を誤らないよう慎重に足を運びました。
空を見上げると満天の星空。
都会では絶対見られませんね。
途中ヘッドランプを着けながら登山客とすれ違いますが挨拶してみてびっくり。
なんと女性でした。
こんな時間に山に登ってどこか泊る所考えているのでしょうか。
大倉バス停に着いたのは6時半ごろ。
バス停付近には誰一人いません。
本当にバスがくるのか不安になるも、ちゃんと定時には来てくれました。
もちろん乗り込むのは私一人です。
帰宅途中の駅での階段は足が痛くて下りられず、エレベーターを使わせていただきました。
今回の計画はやや無謀気味でしたが、目的は達成することができ非常に満足しています。
次回は今回路面凍結で運休となったバス、ヤビツ峠行きに乗ってヤビス峠から縦断していこうと考えています。
今回も電車とバスを利用しての登山となります。
ルートは小田急線の渋沢駅からバスで大倉行きのバスに乗り込み、終点大倉から登山開始します。
朝、寝坊してしまったため予定よりも1時間遅く大倉に着きましたが、この1時間があとになって大きなつけとなってきます。
通称、バカ尾根と呼ばれる大倉尾根から登ります。
終始、階段状の坂道をひたすら登っていきます。
登山道が整備されているのはいいのですが、整備されすぎると道が単調になってしまい面白みにかけてしまいます。
富士山がそのいい例でしょうか。
最近、雪が降ったせいか比較的標高の低い地点から雪が見られます。
最初は霜柱がきれいに見られましたが、次第に雪道になってきました。
今回も途中でアイゼンをはきます。
好天に恵まれましたが、途中突風が吹き荒れ登山者の足をしばし止めてしまいます。
9時から登り始めましたが、最初の目標地点である塔ノ岳頂上に着いたのは12時頃。
ここからは富士山を始め、周りの山々や相模湾が一望でき眺望はすばらしいの一言です。
ほとんどの登山者がここから来た道を引き返すも、わたしはさらに丹沢山を目指します。
深田100名山を目指している私にとってはここで終わらすわけにはいきません。
看板を見ると丹沢山までここから2.6キロとあります。
帰りの事を考えると微妙な決断でしたが、ここはあえて強行することとしました。
丹沢山までの道はさらに雪が深くなって、登山者の数もぐっと減ってきます。
右に見えるのが丹沢山、左に見えるのは蛭ガ岳です。
あと100m。
ここまで十分な休憩、食事をとっていなかったので丹沢山頂上に着いた時はもうへろへろ状態でした。
しかし、砂漠にオアシスを見つけるがごとく山小屋を発見し、迷わずビールとカレーを注文します。
このときのビールの味は生涯でも5本の指に入るくらいのうまさでした。
帰りに山小屋の人から、「これからどちらまで」と聞かれ、「大倉まで」と答えるとやや驚いた様子で「長い階段頑張ってください」とエールを頂きました。
ふつうはどこかで泊ると思ったのでしょう。
時計を見ると2時半を回っています。
たしかにこれから下山するにはやや遅い時間か。
先ほどの塔ノ岳まで戻った時には山小屋の宿泊者以外は登山客が見当たりません。
日時計で時間を見るも4時を回っています。
ここから大倉のバス停まで約7キロ。
到底日没までには間に合いそうもありませんね。
おまけに途中右ひざを痛めてしまい、トレランのように走ることもできません。
気を取り直して下山しますが帰りは目の前に相模湾が一望でき、しかも登山客が少なくなったせいか野生のしかまで姿を現してくれてなかなか楽しかったです。
日没前の富士山もいいですね。
旅の終わりを感じとれます。
日が落ちてからは懐中電灯をたよりに下山しますが、道を誤らないよう慎重に足を運びました。
空を見上げると満天の星空。
都会では絶対見られませんね。
途中ヘッドランプを着けながら登山客とすれ違いますが挨拶してみてびっくり。
なんと女性でした。
こんな時間に山に登ってどこか泊る所考えているのでしょうか。
大倉バス停に着いたのは6時半ごろ。
バス停付近には誰一人いません。
本当にバスがくるのか不安になるも、ちゃんと定時には来てくれました。
もちろん乗り込むのは私一人です。
帰宅途中の駅での階段は足が痛くて下りられず、エレベーターを使わせていただきました。
今回の計画はやや無謀気味でしたが、目的は達成することができ非常に満足しています。
次回は今回路面凍結で運休となったバス、ヤビツ峠行きに乗ってヤビス峠から縦断していこうと考えています。
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